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ファーストラヴ 文春文庫

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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2020/02/05 |
JAN | 9784167914356 |


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商品レビュー
3.9
486件のお客様レビュー
大学時代の由紀と迦葉の出会いから心が離れるまでの場面の描写が切なくてとても好き。 その最後〜そして私たちはふたたび対話する機会を永遠に失うはずだった。という文章の対話が会話じゃないことと、永遠にか付いてることで、より本人たちにとって大切なものが失われるのが伝わって、文章っておもし...
大学時代の由紀と迦葉の出会いから心が離れるまでの場面の描写が切なくてとても好き。 その最後〜そして私たちはふたたび対話する機会を永遠に失うはずだった。という文章の対話が会話じゃないことと、永遠にか付いてることで、より本人たちにとって大切なものが失われるのが伝わって、文章っておもしろいなと思った。 環奈の生まれ育った環境が不憫でならない。一瞬出てくる祖父母の環奈への扱いに元凶めいたものを感じる。マジでクソ。環奈の母親の人生もどんなに酷いものだったのかと想像してしまう。 弱った人間の周りにいる偽物の神様という表現が絶妙。 自傷行為の傷痕を、それだけ辛い想いをし続けて、耐え抜いてきた証という言葉にも胸が詰まった。 登場人物に心優しい人が多いのは読んでて気持ちいい。特に我聞の存在が由紀と迦葉にとって、何ものにも変えられない救いだったんだと思う。 裁判の描写で迦葉が「争います」と言った場面はわかってても痺れた。 被告人席に立つ環奈を支えた言葉、責任は僕や北野先生と環奈ちゃんの三人で一緒に持とう。これに尽きる。僕ら弁護士が責任を持つだけじゃなくちゃんと本人も同列なのが環奈にとって、とても大事だったんだと思う。
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ジャンルは一体何なのだろうかと、悩んでしまうほど様々な要素が含まれた一冊。前半、登場人物達には靄のかかった不明瞭な部分が多すぎる。それは過去であったり感情であったり行動であったり。それが暫く続き、もどかしく感じていたのだが、読み終えてみればスッキリとする。朝井リョウ氏の解説も分か...
ジャンルは一体何なのだろうかと、悩んでしまうほど様々な要素が含まれた一冊。前半、登場人物達には靄のかかった不明瞭な部分が多すぎる。それは過去であったり感情であったり行動であったり。それが暫く続き、もどかしく感じていたのだが、読み終えてみればスッキリとする。朝井リョウ氏の解説も分かりやすく非常に面白かった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
父を殺した環奈。幼い頃からの性虐待は当たり前で苦しいと思いながらも色んなことに耐えて耐えてきた。みんなが笑ってるからいい、関心を持たない、とか性虐待について人の無神経なところが綴られていて。言う通りにしてるのに笑っているのに、なんでみんな私から離れていくの、という環奈の言葉が印象的だった。
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