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ファーストラヴ 文春文庫
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ファーストラヴ 文春文庫

島本理生(著者)

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ファーストラヴ 文春文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2020/02/05
JAN 9784167914356

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ファーストラヴ

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商品レビュー

3.9

550件のお客様レビュー

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2026/03/18

第159回直木賞受賞作。 殺人事件を軸に、性加害や虐待、裁判といった重い題材を扱いながらも、文章は驚くほど静かで読みやすい。淡々とした筆致の中に、確かな温度や色が滲み出ており、気がつけば流れる川に身を任せるように最後まで読み進めてしまう。 物語は一つの事件を追いながら、その背...

第159回直木賞受賞作。 殺人事件を軸に、性加害や虐待、裁判といった重い題材を扱いながらも、文章は驚くほど静かで読みやすい。淡々とした筆致の中に、確かな温度や色が滲み出ており、気がつけば流れる川に身を任せるように最後まで読み進めてしまう。 物語は一つの事件を追いながら、その背景にある人間関係や過去、そして当事者たちの心の揺らぎを丁寧に掘り下げていく。断片的に見えていた事実が少しずつ繋がり、やがて一つの像を結んでいく構成も印象的だった。 扱われているテーマの重さに反して、読後に残るのは過度な陰鬱さではなく、むしろ静かな余韻のようなものだ。人が抱える痛みや歪みを描きながらも、それを声高に訴えるのではなく、そっと差し出すような距離感がこの作品の魅力だと感じた。 これまで『ナラタージュ』が作者の代表作という印象があったが、本作はそれを一歩進めた集大成のような完成度を持っている。重いテーマを扱いながらも、最後まで淀みなく読ませる力は見事であり、作者の到達点の一つと言える作品だった。

Posted by ブクログ

2026/02/19

「ファーストラヴ」とは何だったのか。 というのは本作を読んですっかりタイトルが頭から抜けてしまうほどの内容だったからだ。 読了後のこの感情をどう表現したら良いのか。私はもう疲れたよ… アナウンサー志望だった女子大生・聖山環菜は就職活動の面接の日に父親を殺害した容疑で逮捕された。...

「ファーストラヴ」とは何だったのか。 というのは本作を読んですっかりタイトルが頭から抜けてしまうほどの内容だったからだ。 読了後のこの感情をどう表現したら良いのか。私はもう疲れたよ… アナウンサー志望だった女子大生・聖山環菜は就職活動の面接の日に父親を殺害した容疑で逮捕された。事件のノンフィクションを執筆するため、臨床心理士の真壁由紀は環菜やその周りの人々と関わっていく。あの日環菜に何があったのか。 今作のキーとなった"虐待"。身体的虐待のほかにネグレクト、性的虐待、心理的虐待など目に見えない問題も山ほどあるのだと痛感した。そしてそれが"普通"として育てられれば、悪循環からは抜け出せない。環菜や、おそらく環菜の母親と同じように。他人には容易に立ち入ることのできない家族のカタチと、周囲はどう向き合っていけば良いのか考えるきっかけをくれた。 自傷に対して当人だった期間がある私として、環菜のそうせざるを得ない環境は読んでいてつらいものがあったな。単純に止めさせたらいいという話ではない。当人にとってその行為や言葉が時に何よりもつらく暴力的になるか、現代には理解ある人も少なくはないだろう。 レビューを読んで男女で評価が変わるとされている方が多くて納得。嫌悪感の度合いって人によって、特に性別で違うときがある。 最初は迦葉という名前に慣れるにも、島津さんの表現を噛み砕くにも時間がかかったが後半はストーリーの勢いもあり一気読み。 我聞さんが終始優しくて救われた。

Posted by ブクログ

2026/02/14

読み進めるうちにどんどん明らかになる登場人物の過去だったり想いだったり、気になりすぎて本を読む手を止めるのが惜しかった。

Posted by ブクログ