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幼な子の聖戦
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幼な子の聖戦

木村友祐(著者)

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幼な子の聖戦

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2020/01/24
JAN 9784087717099

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商品レビュー

4.2

6件のお客様レビュー

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2022/10/14

はじめての作者。 2作目の「天空の絵描きたち」がよかった。知らない世界に生きる人たちの仕事に対する真剣さが心地いい。

Posted by ブクログ

2021/10/04

「幼な子の聖戦」――人妻との逢瀬を楽しみながら、親元で暮している「おれ」は青森県の小さな村で村議をしている。「おれ」は県議に人妻の件で決定的な弱みを握られ、立候補した同級生への選挙妨害を強いられる。疲弊した村の現実と、地元を愛する同級生の熱い演説。小さな村の選挙戦は、思いもかけぬ...

「幼な子の聖戦」――人妻との逢瀬を楽しみながら、親元で暮している「おれ」は青森県の小さな村で村議をしている。「おれ」は県議に人妻の件で決定的な弱みを握られ、立候補した同級生への選挙妨害を強いられる。疲弊した村の現実と、地元を愛する同級生の熱い演説。小さな村の選挙戦は、思いもかけぬ方向へと――。 ○「天空の絵描きたち」――安里小春(あさと・こはる)は、ビルの窓拭きを専門にする会社に転職したばかりだった。仕事を理由に彼氏と微妙な関係にあるが、小春は仲間同士で文字通り命を預けて仕事をする緊張感にのめり込んでいる。ある日、ビル内の盗難事件が原因でリーダーのクマさんこと権田が責任者を下ろされてしまう。クマさんにひそかに憧れていた小春は、思い切ってクマさんを焼き鳥に誘うが……。

Posted by ブクログ

2020/11/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

幼な子の聖戦 キリストの墓があることで有名な?新郷村が舞台の話。前々から行きたいと思っていたところだが、ここが舞台となっている小説を先に読むとは思わなかった。 主人公の「おれ」気持ちの変化が激しいかつ唐突過ぎて、もう少し丁寧に書いてほしかった。また、「おれ」と仁吾を対比させるためなのかもしれないが、下品な感じの下ネタ描写がやたら多かったのも気になる。内容、展開は自分の好きな感じだったので、もったいない気分である。 天空の絵描きたち 古市憲寿の「百の夜は跳ねて」に続くビルの窓拭き物語。こちらの方が窓拭きの仕事がよく分かる。(ちなみに「百の夜は跳ねて」はゴンドラの窓拭きのみしか登場しなかったが、こちらはロープの窓拭きも登場する)職人たちの危険な仕事に対する葛藤や熱い想いが迫力を持って伝わってきた。こちらの作品の方が個人的にはよかった。

Posted by ブクログ