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小説「安楽死特区」
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | ブックマン社 |
| 発売年月日 | 2019/12/17 |
| JAN | 9784893089274 |
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小説「安楽死特区」
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商品レビュー
3.4
48件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
重い内容ではあるが、各登場人物の視点で描かれた短編が時系列で連なる形で書かれており、読みやすかった。 母が末期の肺腺癌で、苦しみながら死んでいったこともあり、私自身は安楽死には比較的賛成派であり、無理な延命治療はやめるべきという立場ではある。 自分がどんなに延命治療を拒否したいと常日頃から言っていても、人工呼吸器が必要な状態になったときに家族に強く言われると、人工呼吸器がつけられてしまう状況も見てきた(ちょうどそのタイミングで私がその場にいなくて、パニクってた父が「つけてくれ」と言ってしまった)。 リビングウィルとかちゃんと用意しても、その通りにしてくれる保証はあるのだろうか。 裏側の事情も知りつつ、安楽死第一号として突き進む池端貴子の決意・意思を、元恋人である鯨井が自身のエゴでぶち壊してしまうところがなんともいえなかった。貴子がもしもあの状況を知り得たとしたら、果たして喜ぶのか怒るのか。どっちだろ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
1/23から映画封切りの『安楽死特区』の原作本。映画も観たが、併せて読んでみた。 簡単なあらすじとしては、近未来小説で、国が医療財政破綻から脱却する施策の試行のために、東京都内に「安楽死特区」を作って安楽死が認められる区域にその願望がある末期患者を住まわせるというもの。その後、数回の医者とのカウンセリングを受け、安楽死したいという意思が変わらなければ、医師から飲み薬が処方され、それを飲めば苦しまずに10分程度で死を迎えることができる… 著者の長尾和宏さんは元医師であり、病院勤務時代に感じた延命治療への疑問や尊厳死の重要性があり、開業当初から在宅医療に取り組んだ方とのこと。非常にリアルな話だった。 末期の病を抱えた患者の立場、家族の立場、医者のスタンスは個人個人で違う。スイスで認められている安楽死が、日本で認められないのは日本での家族の結びつきや、しがらみによるものが大きいとのこと。 小説では複数の人物が章の主役となり淡々と物語が進んだが、映画ではラッパーの若い男性とジャーナリストの女性が主役となり話が進む。バイプレーヤーとして平田満、余貴美子の演技が鬼気迫り凄かった… (もし映画を観に行く場合にはエンドロール終了後までしっかり観てください。後悔します。) また、小説は2019年に5年後のことを書いている。今は2026年…安楽死の法案はまだ実現していない。 なかなか難しい問題であり、賛否両論あることは間違いない…
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日本が安楽死を認めたら、という架空の設定の物語 安楽死を認めるために、まずは特区を作り、モデルケースを作っていく 案外、リアルに近年起こりうるかもしれない 日本は社会保険制度が破綻している、医療費もかさみ続け医療制度の維持も難しい状況となる この背景の元、安楽死を認めるという流れ...
日本が安楽死を認めたら、という架空の設定の物語 安楽死を認めるために、まずは特区を作り、モデルケースを作っていく 案外、リアルに近年起こりうるかもしれない 日本は社会保険制度が破綻している、医療費もかさみ続け医療制度の維持も難しい状況となる この背景の元、安楽死を認めるという流れではあるが、実際には高齢者の預貯金を吐き出させる目的を秘めている 確かに高齢者が保有し続け、運用されていない資金は莫大なものだろう とは言え、安楽死を認める社会というのは、やはり怖いと思える 自分が高齢者になった時に、なんで貴方は死なないの? というプレッシャーに負ける気がするからだ ただ、最後の最後は安楽死したいというのは贅沢だろうか
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