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スバル ヒコーキ野郎が作ったクルマ
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | プレジデント社 |
発売年月日 | 2019/12/13 |
JAN | 9784833423519 |
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商品レビュー
4
4件のお客様レビュー
スバルの歴史についてよくわかる本だった。 元々スバルは中島飛行機という国産飛行機会社であった。戦後、GHQにより解体され富士重工としてスタート、飛行機屋としてのプライドと技術を持ち続けながらラビットスクーターやスバル360などを開発した。また、かつて興銀がメインバンクであったこと...
スバルの歴史についてよくわかる本だった。 元々スバルは中島飛行機という国産飛行機会社であった。戦後、GHQにより解体され富士重工としてスタート、飛行機屋としてのプライドと技術を持ち続けながらラビットスクーターやスバル360などを開発した。また、かつて興銀がメインバンクであったこと、日産やトヨタと提携していたことも分かった。四輪駆動が東北電力からの依頼であったことなど意外なエピソードも多数あった。スバルが軽自動車から撤退しアメリカ進出を決めた過程についても知れて面白かった。飛行機時代からの技術力と安全性のこだわりがスバルの強みだ。
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歴史的背景を含めSUBARU(旧富士重工)がどのような変遷たどり現在に至るのかが非常にわかりやすくまとめてある。加えてプリンス/日産プリンスがIHIエアロスペースになったりという航空宇宙防衛に関する相関も学ぶことができる。資料/情報源として非常にわかりやすいと感じるとともに、歴史...
歴史的背景を含めSUBARU(旧富士重工)がどのような変遷たどり現在に至るのかが非常にわかりやすくまとめてある。加えてプリンス/日産プリンスがIHIエアロスペースになったりという航空宇宙防衛に関する相関も学ぶことができる。資料/情報源として非常にわかりやすいと感じるとともに、歴史のロマンを感じられる一冊だった。今後10年で自動車の業界も、航空の業界も大きく変わっていくと思うが、スバルを応援したくなるそんな本であった。 航空宇宙/自動車業界に興味のある方は是非ご一読いただきたい。下手な業界誌などを読むよりも全容がすっきり理解できる気がする。
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仕事のモチベーションを上げるきっかけにならないかなと思って読んだ。 戦前の軍需企業、多大な借金からの銀行支配と、永らく不自由な経営環境であったことが分かる。それでも偉大な創業者や技術者が築いたアイデンティティのある会社はやはり強い。戦後から約50年間は実質スバル360しかヒット...
仕事のモチベーションを上げるきっかけにならないかなと思って読んだ。 戦前の軍需企業、多大な借金からの銀行支配と、永らく不自由な経営環境であったことが分かる。それでも偉大な創業者や技術者が築いたアイデンティティのある会社はやはり強い。戦後から約50年間は実質スバル360しかヒットがなくて続いているのだからそう思う。そして、やっと花開いたと思ったらEV化の波。だいぶ運には見放されている会社だ。 もはや国内消費者の方を向いていない会社だとの批判があるが、応援している。結局のところ、輸出産業が輸出で稼いでくれないと対外の購買力が弱くなって貧しくなってしまう。 あとがきの「今のスバルはもう一度、大きな夢に挑戦してほしい。EVや自動運転車ではなく空飛ぶ車を作ってほしい。だいたいスバルが空飛ぶ車を作らなくてどうするのか。他社にやらせていいのか。」はちょっといい言葉。
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