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生涯投資家 文春文庫

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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2019/12/05 |
JAN | 9784167914110 |
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生涯投資家
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商品レビュー
4.6
42件のお客様レビュー
予想外に面白かった。また、多くの学びがあった。 日本がこの30年成長出来なかった原因、政治が悪いと言う人が多いが、元来日本人はそれほど政治には期待していなかったはずだ。経済は一流、政治は三流と長い間言われて来た。日本経済の低迷の理由は、経営者にある。サラリーマン経営者が多くなり、...
予想外に面白かった。また、多くの学びがあった。 日本がこの30年成長出来なかった原因、政治が悪いと言う人が多いが、元来日本人はそれほど政治には期待していなかったはずだ。経済は一流、政治は三流と長い間言われて来た。日本経済の低迷の理由は、経営者にある。サラリーマン経営者が多くなり、自らの保身と安定を重視した経営が日本を三流国にしているのである。 アクティビィスト、いわゆる物言う株主をかつてはマイナスのイメージでとらえていたが、今は期待する面が大きい。ようやく企業もROEを重視する経営に変わりつつある。企業間の株の持ち合いが解消され、個人株主が増えつつある。 日本の企業および経済の復活を期待したい。
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コーポレートガバナンスを良くも悪くも考えさせられる。会社は誰のものなのか。上場するとはどいうことなのか。著者の哲学は伝わるし、筋は通っていて共感するところも多い。あくまで本人視点なのでそれが外(関係者)から見てと実際がどうかは別して、当時のマスコミの風潮がそれを正しく伝えていない...
コーポレートガバナンスを良くも悪くも考えさせられる。会社は誰のものなのか。上場するとはどいうことなのか。著者の哲学は伝わるし、筋は通っていて共感するところも多い。あくまで本人視点なのでそれが外(関係者)から見てと実際がどうかは別して、当時のマスコミの風潮がそれを正しく伝えていない感はある。ハイレベルなポリシーとしての投資の参考にも。
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今年読んだ本で、ダントツ1位に良かった。興奮して読み進めて、最後には感動した。 2000年代前半に投資家村上世彰氏が証券取引法違反の罪で逮捕された。当時いわゆる村上ファンドと呼ばれるファンドのマネージャーだった彼は、日本で初めてのTOBを仕掛けるなどで話題になった。彼が目指してい...
今年読んだ本で、ダントツ1位に良かった。興奮して読み進めて、最後には感動した。 2000年代前半に投資家村上世彰氏が証券取引法違反の罪で逮捕された。当時いわゆる村上ファンドと呼ばれるファンドのマネージャーだった彼は、日本で初めてのTOBを仕掛けるなどで話題になった。彼が目指していたものは、日本企業にコーポレートガバナンスを浸透させることである。 2006年に起きたライブドア事件では、ライブドアがフジサンケイグループを買収しようとして、堀江貴文氏が逮捕された。株式を上場するということはどういうことなのか、経営者は株主の価値を最大化する経営をしているだろうか。不必要な資金が企業内に放置されたままになっていないか。 村上氏の投資哲学がはっきりと理解できた。ただ儲けたいだけでなく、仕組み自体を改善することにより企業を成長させ、経済全体も活性化させるという野望は実は正義感からくるもので、彼の元官僚というバックグラウンドにも関連している。 執行猶予付き有罪判決後は国外に移住し、現在でもチャリティを含むいろいろな分野に投資・寄付を続けている。 本のタイトルにあるように、彼は生涯投資家である。資本主義を強く信じる私も規模は違えど投資家の端くれであり、一生投資を続けていくことを決意した。
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