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「孤独な育児」のない社会へ 未来を拓く保育 岩波新書1816
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2019/11/21 |
JAN | 9784004318163 |
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「孤独な育児」のない社会へ
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商品レビュー
3
3件のお客様レビュー
育休退園ルールによる所沢市の混乱を取材した著者が、そこから見えてきた母親の孤独と、地域との接点としての保育園の役割について記している。 核家族化が進み、地域との繋がりも希薄化した現代において、保育園が親子と地域を繋げる唯一の場となっていると著者は言う。そして、その役割を果たすため...
育休退園ルールによる所沢市の混乱を取材した著者が、そこから見えてきた母親の孤独と、地域との接点としての保育園の役割について記している。 核家族化が進み、地域との繋がりも希薄化した現代において、保育園が親子と地域を繋げる唯一の場となっていると著者は言う。そして、その役割を果たすために保育園の機能拡充、増設が必要であり、その支援が必要だと述べる。 しかし、本当にそれで問題は解決するのだろうか?先日、ノルウェーのジャーナリストが書いた本を読んだ直後だから、余計にそう思う。本書の著者は北欧を一つの理想として考えているようだが、多忙な親、経済的成功を重視する価値観、ケア労働の軽視のような問題が放置されたままでは、いくら保育園が拡充されようと幸せは訪れないのではないか、と悲観的に見てしまう。 保育園に頼らずとも地域と交流できる時間的余裕、経済的格差を是正する社会福祉制度のようなもののほうが根本的解決には近いのではないかと感じる。
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保育所の育休中退園問題という一件の事案から見えてくる、自治体の育児に対する無理解を紐解いた一冊。 実際に子どもを育てる親の声にしっかり耳を傾けること。当たり前のように思えるがそれができていない自治体が大半なのだろうと改めて感じた。 「孤独な育児」について深堀してくれる一冊ではなく...
保育所の育休中退園問題という一件の事案から見えてくる、自治体の育児に対する無理解を紐解いた一冊。 実際に子どもを育てる親の声にしっかり耳を傾けること。当たり前のように思えるがそれができていない自治体が大半なのだろうと改めて感じた。 「孤独な育児」について深堀してくれる一冊ではなく、少し物足りなかった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
出産前にこれを読んでいたら、そもそも子どもを産もうとは思わなかったかもしれない。たまたま運良く細やかに家庭ぐるみで気にかけてもらえる保育園に入れたけど、そうでなかったら、育休退園ルールのある自治体に住んでいたら、と「もしも」を考えていくと、どうしてこんなに危うい綱渡りをしないと子育てできないんだろう、と思い始めてしまう。 「3歳児神話」から、科学的な育児へ。それを実現できる社会・政策への転換には、何かとバラマキ政策に走る体質が変わらないと難しそう。子どもが大人になったとき、制度のために子どもを産むことを躊躇わないでいられる社会であってほしい。
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