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赤毛のレドメイン家 創元推理文庫
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赤毛のレドメイン家 創元推理文庫

イーデン・フィルポッツ(著者), 武藤崇恵(訳者)

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赤毛のレドメイン家 創元推理文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2019/11/20
JAN 9784488111069

赤毛のレドメイン家

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商品レビュー

3.7

10件のお客様レビュー

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2024/09/26

2019/12/28読了 「悪党が非道な行為で下手を打つ。有徳の人が立派な経歴に傷をつける。深い洞察力を備えた頭脳が突然として枯渇する――それが善であれ、悪であれ、おなじことだ。そうしたことが起こるのは、聖人と罪人、どちらも等しく完璧ではないからなんだろう」 ――読了した頃、当...

2019/12/28読了 「悪党が非道な行為で下手を打つ。有徳の人が立派な経歴に傷をつける。深い洞察力を備えた頭脳が突然として枯渇する――それが善であれ、悪であれ、おなじことだ。そうしたことが起こるのは、聖人と罪人、どちらも等しく完璧ではないからなんだろう」 ――読了した頃、当時お付き合いしていた女性と別れる羽目になり、内容も相俟って、トラウマとまではいかないが、素直に面白かった、お勧めです、といえない作品になってしまった。でも、上記の台詞は刺さったなぁ。

Posted by ブクログ

2024/09/22

とても評価が難しい作品です。レビューを参照しても賛否両論で、「江戸川乱歩が称えた通りの名作」から「時間の無駄」まで様々です。共通するのは犯人の分かりやすさで、特に後半は作者自身あまり隠そうとしていません。逆に言えば犯人が分かってからも楽しめる内容にしてあります。また風景描写は良か...

とても評価が難しい作品です。レビューを参照しても賛否両論で、「江戸川乱歩が称えた通りの名作」から「時間の無駄」まで様々です。共通するのは犯人の分かりやすさで、特に後半は作者自身あまり隠そうとしていません。逆に言えば犯人が分かってからも楽しめる内容にしてあります。また風景描写は良かったという意見も多く、イタリアやイギリスを旅しているような楽しさがあります。という評価を得ることから、文章自体は一定以上の読みやすさはあると言えます。 低評価としては、犯行の理由に説得力がない、刑事が気づかないのがおかしい、探偵役の能力なら防げた犯行もある、などミステリ的な点や人物描写によるよものが多いです。 私は古典作品であればトリックに目新しさが無くてもリスペクトしたり、海外作品であれば登場人物の言動に違和感があっても「この時代のこの国の人はこういう考え方をしたのか」と興味深く感じたり、良いように解釈してしまうタイプなので、あまり評価を下げることはありませんでした。 ただ高評価の人、低評価の人、どちらなの意見も腑に落ちる点が多く、この作品はそこに魅力があると思います。読んでみて自分はどちらの評価に傾くのか。一度は読んでみる価値がある作品かと思います。

Posted by ブクログ

2024/07/16

「闇からの声」がおもしろかったので、こちらも続けて読んでみた。「闇からの声」の3年前の作品。 舞台はコーンウォール地方、ダートムーアの荒野。調べる人はスコットランドヤードの若き刑事ブレンドン。事件当事者は題名のごとく「赤毛のドレメイン家」の人々。ドレメイン家の4兄弟と、長兄の遺...

「闇からの声」がおもしろかったので、こちらも続けて読んでみた。「闇からの声」の3年前の作品。 舞台はコーンウォール地方、ダートムーアの荒野。調べる人はスコットランドヤードの若き刑事ブレンドン。事件当事者は題名のごとく「赤毛のドレメイン家」の人々。ドレメイン家の4兄弟と、長兄の遺児ジェニー。そのジェニーからジェニーの身に降りかかった災難について調べてほしいと手紙を受け取る。 話を聞くと、ジェニーの夫がどうやら叔父のロバートに殺されたようなのだという。しかし肝心のジェニーの夫の遺体は無く血があるだけ。そしてブレンドンは若きジェニーに心奪われた様子。そして叔父たちに次々に災難がふりかかるが、ブレンドンはなかなか解明できない。 遺体が無いというのが、おかしいな、と思うのだがブレンドンは意に介さない様子でロバート追及に突き進む。で後半あたりから、はてはこいつとこいつが怪しいか? となり、おまけにアメリカの探偵ギャンズも登場し、後半はその怪しいやつが明かされその怪しいやつをいかに追い詰めるか、という進みになる。が最後の最後でもうひとつどんでん返しがあり、これにはうなった。 最後に捕まった犯人が著した告白文が載っているのだが、これはいらなかったんじゃあないか。「闇からの声」でも感じたが、情景描写がだらだらと続くのは同じで読みづかれてしまい、犯人が分かってしまうと告白文を読む気力が無かった。しかし、いったいつきとめられるのか、という期待感は高まるので、なにかフィルポッツって不思議な作家。 「闇からの声」もそうだが、ドレメイン家も遺産相続が事件の鍵。 1922発表 2019.11.22初版 図書館

Posted by ブクログ

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