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戦旗不倒 アルスラーン戦記 15 光文社文庫
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戦旗不倒 アルスラーン戦記 15 光文社文庫

田中芳樹(著者)

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戦旗不倒 アルスラーン戦記 15 光文社文庫

定価 ¥704

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2019/11/12
JAN 9784334779351

戦旗不倒

¥440

商品レビュー

3.4

6件のお客様レビュー

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2024/04/21

とうとう,アルスラーンの父親像の一片を形作っていたナルサスがこの世を去る.アルスラーンの精神的肉体的成長のためのある種のエディプスコンプレックス的儀式なのかも知れない.前巻までに比べ,本巻は魔族の台頭が抑えられ,パルス国を囲む各国の外交バランスに重きの置かれた,編年体で記された生...

とうとう,アルスラーンの父親像の一片を形作っていたナルサスがこの世を去る.アルスラーンの精神的肉体的成長のためのある種のエディプスコンプレックス的儀式なのかも知れない.前巻までに比べ,本巻は魔族の台頭が抑えられ,パルス国を囲む各国の外交バランスに重きの置かれた,編年体で記された生々しい歴史書の様相となり,田中節の一端に触れられる.

Posted by ブクログ

2021/12/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

田中芳樹先生の事を『皆殺しの田中』とよく言う… って、巻末の解説に書いてあって確かにな…ってなった。 小バエでも潰す軽い感じでどんどん死んでく。 そこまで殺すか!? と言うくらい死んでいって、他の国のサブキャラとかは生きてる展開と、ヒルメスを救ってくれって思ってたけど今は憎くてしょうがない。 正直ここまでメインキャラ殺されると、凄い面白いと思っていたアルスラーン戦記も悲しい気持ちでしか読めなくなってきて多分最後を読み終えた後も楽しかったけど…って思ってしまう気がする。 さて、いよいよ次が最後の巻。 もう全員死んでパルスも滅んで終わるという気持ちで読もうと思う。

Posted by ブクログ

2021/07/04

[墨田区図書館] なんと懐かしい! 図書館で銀英伝の特集コーナーを見つけ、久しぶりに懐かしいと思い読もうと思ったが、、、、"黎明伝"などよくわからない副題?副シリーズ?にどの順に読めばいいのかがよく分からず調べてから読み直そうと断念。 でもそのきっかけで、...

[墨田区図書館] なんと懐かしい! 図書館で銀英伝の特集コーナーを見つけ、久しぶりに懐かしいと思い読もうと思ったが、、、、"黎明伝"などよくわからない副題?副シリーズ?にどの順に読めばいいのかがよく分からず調べてから読み直そうと断念。 でもそのきっかけで、昔懐かし小中時代に読み漁った田中芳樹シリーズのうち、まずはアルスラーン戦記から読み直そうと読み始めてみた。 このシリーズは昔読んだ「角川文庫」シリーズと異なる、光文社発刊による「光文社文庫」シリーズ。とりあえず昔のワクワク感を味わいたくて何も考えずに読みだしたのは、同じ光文社でも既刊の10巻を2巻づつまとめた「カッパ・ノベルス」シリーズのものだったが、複数の発刊があると知らずに取り寄せた、単巻となった11巻からは期せずしてこちらのシリーズに。その11巻でそれまでも漠然と感じていた表紙絵の違和感が強まり、最初は単に挿絵担当者が変わったのかと思いつつ多少調べて複数のシリーズ編成とその成り行きをやっと意識した。山田章博さんには申し訳ないが、やはり天野喜孝さんを伴って誕生したこの世界観に、この方の絵は似合わない。まだ「カッパ・ノベルス」シリーズの丹野忍さんの方が中世ペルシャを想い起させる絵柄で許容できるので実読のこちらに加えて、そちらのシリーズも登録しておこう。 11巻~14巻まではこちらのシリーズで読んだが、本巻からの最後2巻は「カッパ・ノベルス」シリーズに。でもあちらは良くも悪くも後書きがなく、こちらでの数巻でちょっと後書きにも味をしめていたので絵を求めてシリーズを乗り換え(元に戻し)たことを少し後悔した。

Posted by ブクログ

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