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i(アイ) ポプラ文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | ポプラ社 |
| 発売年月日 | 2019/11/06 |
| JAN | 9784591164457 |
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商品レビュー
3.9
523件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
私は生きている かつて、自分も主人公のような気持ちを抱えていた。なぜ自分は生きているのか、なぜ、自分じゃなかったのか。どうして日本にいるのか、恵まれた環境にいるのか。本当にありがたくて、申し訳なくて、ほかの人生に思いを馳せた。世界の端を知って途上国に行きたいと思った。2015年11月13日に起きたパリ同時多発テロ事件をきっかけに、国際関係へと進路を決めた。 でも、何より怠惰だった。まじめに勉強することを嫌った。目の前の娯楽におぼれた。その端々で、得た薄い情報で、胸を痛めた。そしてその程度の浅はかな知識と感情で胸を痛める自分を恥じた。 全てを知りたくて、でも知るための行動は起こせなくて、数少ない情報も消えゆいて、未熟さに堕ちる。 もっと学びたい。そう思う話だった。
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- ネタバレ
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自分の存在が不確かで、どこに属しているのか分からず不安定なアイの気持ちがひしひしと伝わって来ました。何度も出て来る「この世界にアイは存在しません」の言葉が、彼女の感じる孤独を強調しているように思います。恵まれた環境にいる自分であったとしても、困難な環境にいる人々の苦しみを想像して少しでも心を寄せることは出来る。そう考えることが出来たのは自分だし、それまでいっぱい考えてきたのも自分。自分という存在はずっと存在していたことに気づくラストシーンはとても鮮烈な輝きをまとっているように感じられました。
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養子としてシリアから裕福で幸せな家庭に迎えられた主人公が、戦争等で悲惨な状況にある人を思い、自身が幸せであっていいのかと自身の辛いことを憂うのは傲慢なのかと苦しみながら生きていく物語。 自分自身でも、悲惨な状況にある人を思い、調べ、できることは何かと考え、募金をしてみたりするけ...
養子としてシリアから裕福で幸せな家庭に迎えられた主人公が、戦争等で悲惨な状況にある人を思い、自身が幸せであっていいのかと自身の辛いことを憂うのは傲慢なのかと苦しみながら生きていく物語。 自分自身でも、悲惨な状況にある人を思い、調べ、できることは何かと考え、募金をしてみたりするけど、一方で、おしゃれや美容やセールでテンションがあがったりして、日々楽しくすごしている。 日々を楽しむくらいなら、悲惨な状況にある人を考えもしない方がいいのか、考えて少しでも何かできないかと考えるのは偽善的なだけなのか。と考えることもあったので、 巻末の対談のなかで作者が、悲惨な状況にある人を思いながら、自分の幸せを願うことは矛盾しない。と言っていて、少しでも考えることに意味があるのだと思え、読んでよかったです。
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