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QED 憂曇華の時 講談社ノベルス
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2019/11/08 |
| JAN | 9784065174425 |
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QED 憂曇華の時
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QED 憂曇華の時
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商品レビュー
3.8
17件のお客様レビュー
桑原崇のQEDシリーズ21作目。今回の舞台は安曇野。 「白山の頻闇」から間を空けずに石和へ鵜飼観光旅行にゆくタタルと奈々の二人。いつも通りに事件に巻き込まれて、タタルの知識がシンクロして解決へと向かいます。 歴史と殺人事件の隠された真実を解き明かす、がQEDシリーズです。その妙...
桑原崇のQEDシリーズ21作目。今回の舞台は安曇野。 「白山の頻闇」から間を空けずに石和へ鵜飼観光旅行にゆくタタルと奈々の二人。いつも通りに事件に巻き込まれて、タタルの知識がシンクロして解決へと向かいます。 歴史と殺人事件の隠された真実を解き明かす、がQEDシリーズです。その妙な符号が楽しい。 今回タタルが披露し行き着いたのは、神功皇后について。 万世一系の天皇家というものに対しての疑問を解き明かしてゆくのですが、これについては自分も変な話だよな、と思っていたのでついつい納得してしまう。「白山の頻闇」で一旦落ち着いて読みましょう、なんて言っておきながら、思わず納得してしまうのが、我ながら都合のいい精神だと思います。 「神」を諡号に使うのは新王朝を開いた存在だから、というのも成程と思ってしまった。香坂王と忍熊王との関係も、仲哀天皇でなく神功皇后の王朝を継続させるための戦争だったのだろうな、とかさ。そういえば「哀」の諡号も王朝最後の皇帝や王に使われる印象があるな。夭折の意味がある諡号ではあるけど、新王朝によって暗殺されたりして、国家の滅亡に繋がっているいたりする印象です。 強度で話しているので、思い違いも多々あるでしょうね。そういう点も含めての、一旦落ち着いてなんですが、共感を覚えてしまうとワクワクしてしまう。 神功皇后というか、欠史八代のような歴史の解明を待っているのですが、なんとかならんものか。 宗像大社の沖ノ島とか、学術調査してみたら新事実たくさん出てくるんじゃないか?とか妄想してしまいます。もちろん、長い年月伝統として紡がれてきたルールは尊重しますが、それはそれとしてね。 学術調査で新たな歴史的事実が発見されたとしても、信仰の対象として尊敬を集めることには変わらないとは思うので。 部外者の戯言なので、こういうこと自体がしてはいけないことなのかもしれないです。伝統を守り受け継いでゆくことへの尊重は忘れてはいけないですからね。
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今回はなんとなく、殺人事件の犯人の目処はついた。 でも、ちょっと許せんな、今回の犯人は。 今までも、日本の古代史の闇と絡めた殺人って、不条理にもほどがあると思っていたけれど、今回の許せんポイントは、自分の手を汚さず若者を煽ったこと。 そして、事態を混乱させた火種についても、5~6年たって落ち着いたときにでも、正式に披露することはできたのではないか?と思えて、悪い人ではないのだろうけど、いい人でもない、という感じ。 全ての謎もきちんと解明されていないのは、次作への伏線なんでしょうか。 ところで以前より何度も取りざたされている『海幸山幸』の話。 もともと渋っていた海幸(兄)に、何度も「釣りと猟を交換しよう」とわがままのごり押しをしたのは山幸(弟)なんだよ。 その挙げ句に海幸の大切にしていた釣り針をなくしてさ。 何度も謝ったのに許してくれないとか言って、最終的に神様の力を借りて海幸を屈服させ、自分に服従させるのってひどくない? 海幸、何にも悪くないじゃん。
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久しぶりのQED。第一作からずっと読んでるが、どうやらこの作品より白山が舞台の方が先らしい。すっ飛ばしてしまったので読まねば(どこに積んであるか分かればだが) 肝心の本作品だが、いわゆる事件に伴うミステリーとしての謎解きの部分は全体の1/4程度だろうか。今回は安曇野及び安曇族隼人族と古代天皇家に関する蘊蓄話がほとんどを占める。しかもこの部分は、直接事件との関連性となると、結局あるようでないような気がするが・・ 古代日本のありようや、神々の系譜に興味がある人には楽しく読めるだろうが、興味のない人には面白くないであろう。現代に起きる事件の部分があまりに陳腐で安易でミステリーとしての完成度が低いと言わざるをえないので。 蘊蓄部分も繰り返しが多いような気がするし、説明が煩雑(日本の神々は別名をたくさん持っているので甚だ分かりづらいから仕方ない気もするが)。 本シリーズ、好きなシリーズではあるのだがこの作品に関しては今ひとつかな。
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