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ファーストクラッシュ
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2019/10/30 |
| JAN | 9784163911168 |
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ファーストクラッシュ
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商品レビュー
3.5
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山田詠美はいつも男と女がプリミティブに違うことに気づかせてくれる。幼くても男は男で女は女ということを教えてくれる。男女同権と声高に叫ぶ時流とは別次元の世界。今まで身につけてきた価値観やいつの間にか貼り付けていた仮面を打ち壊し、その下にあるもっと本能的な部分をさらけ出されるような彼...
山田詠美はいつも男と女がプリミティブに違うことに気づかせてくれる。幼くても男は男で女は女ということを教えてくれる。男女同権と声高に叫ぶ時流とは別次元の世界。今まで身につけてきた価値観やいつの間にか貼り付けていた仮面を打ち壊し、その下にあるもっと本能的な部分をさらけ出されるような彼女達の初恋。確かに初恋は甘美なだけではなく、いろんなものを奪ったり壊したりする一面があるのかも。高見澤家の女性達とそこに引き取られた少年リキとのそれぞれの時間はどこか官能的で、秘め事をそっと覗いているような楽しさがあった
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足のあちこちの皮膚が引っ張られる本 履き慣れていないヒールにしがみつき、ズタボロになる様に見え透いた嘘をつき続けている。 男との関係が軋むとことばの大切さを思い出す。 言葉にならなかったものは、言葉によって思い出される。幾度となく思い出させられる場面。丁寧に見繕い連ねた言葉は...
足のあちこちの皮膚が引っ張られる本 履き慣れていないヒールにしがみつき、ズタボロになる様に見え透いた嘘をつき続けている。 男との関係が軋むとことばの大切さを思い出す。 言葉にならなかったものは、言葉によって思い出される。幾度となく思い出させられる場面。丁寧に見繕い連ねた言葉は、彼の中で散り散りになった布巾のごとく扱われた。投げ帰ってくる言葉が、私たちの関係にとどめをさした。 人の心を痛めつけると、自分の心も痛めつけられて当然のものに成り下がる。冷たい言葉を選び人に送る。悲しみは、人の感情の動きの中で1番簡単に見ることが出来る。傷つけない様にしても見えないところで人は傷つくから、傷つける自覚を持って痛めつけてしまうのか。小学生が好きな子の事をイジメるかの様に、否定的で突っかかりのある言葉を選ぶ私がいる。 名前を呼ばれるだけで身体中がスポンジの様に柔らかくなって、温かい水が染み込んでいく。そんな人達を私は見てきた。そうなりたい。私の中で固く結ばれた感情が解け、受け入れる。まだ出会えてないだけ、そう思いたい。 人を憐れむことができるって自分の幸せの証明。 形が崩れるほど履き潰す。 私が先に折れるか、ヒールが折れるか。
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読みやすさ★★★★★ 学べる★ 紹介したい★★★ 一気読み★★★★ 読み返したい★★★ さすが山田詠美、中二病の心理描写がエグい。 思春期独特のヒロイニズムや過度な自意識が少なからず理解できてしまい、刺さる。 派手なストーリー展開は無いのに、先が気になり一気読み。 エンディング...
読みやすさ★★★★★ 学べる★ 紹介したい★★★ 一気読み★★★★ 読み返したい★★★ さすが山田詠美、中二病の心理描写がエグい。 思春期独特のヒロイニズムや過度な自意識が少なからず理解できてしまい、刺さる。 派手なストーリー展開は無いのに、先が気になり一気読み。 エンディングは、まぁ意外だったかな。 女ばかりの裕福な家庭に突如やって来た天涯孤独な男の子、「可哀想なリキ」。 花園のような家に紛れ込んだ異物。 リキは高慢な女たちの興味とマウンティングに晒されるが、その実、リキに絡めば絡むほど、女たちは自分達の「幸せな家族」像が虚ろであることに気付く。 リキを関西弁に設定した辺り、絶妙。 切り込み方(論破?)が『僕は勉強ができない』の秀美君を彷彿とさせる。小気味が良い。 見栄、嫉妬、甘え、憐れみ、嫌がらせ。 登場人物は人のいやらしい側面を見せてばかりだが、その、けれども憎めない人間臭さが山田詠美作品の特徴だ。 愛しい、困った人たち。と言ったところか。
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