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パンクする京都 オーバーツーリズムと戦う観光都市 星海社新書
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 星海社/講談社 |
| 発売年月日 | 2019/10/27 |
| JAN | 9784065175316 |
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パンクする京都
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商品レビュー
3.3
9件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
京都の解像度が上がって面白かった。 京都のオーバーツーリズム 2019年当時で日本への海外外国人観光客は年間3,000万人(2024年には3,860万人) 京都に流入する観光客数自体はじつは大きく変わっていないが日本人比率が下がっている。海外旅行という一大イベントのつもりで何ヶ月も前から予約する海外人で宿が満帆になっており、「来週京都でも行くか」という日本人の予約枠がなくなったなど。 京都ではオーバーツーリズムが起こっている。京都の花街で舞妓パパラッチなど 一方で京都の街で観光が行われているのは地元の人の暮らし。神社も信仰のための場所。今でも修行をしている僧達がいる。 花街に至っては観光客たちはお金を払わず店にも入らずに軒先の京町家の写真を撮って座り込み、タクシーが来るたびに舞妓さんが出てくるかもとシャッターを押す。昔はお忍びで偉い人たちがプライバシーを守って遊ぶための場所だった。観光客たちにはきてほしくないと思っている。 京都らしさの歴史 元々で言えば京都は都だった。花の都。 江戸時代も実質江戸に首都機能が移管するが気持ちの面では都。 明治維新で新政府が東京に首都を作り、天皇も移動(京都の人の感覚では貸す)して40万人の人口が20万人に減少した。 その当時は京都の街らしさを作ろうとむしろ海外の最先端を取り入れたものをたくさんつくろうとした。南禅寺の水路閣などは欧米の最先端のものを取り入れた建築。 それがいまの「古都」のイメージに代わっていく。京都はもともと都と言われていたように大都市だった。なので京都に観光しに来る日本人は「大都市を見に来る」という感覚。それが徐々に人口で名古屋・横浜・さいたまなどに抜かされるようになった結果、「大都市から見に来る」という街に変わった。花の都から花の田舎へ 京都タワーができたころ(1960年代?)には古都のイメージに変化してきており景観を壊すなという反対運動も起こるように。今の京都駅の駅ビルなども反対運動が大きかった。旅行客たちの目も入っってきたことで「京都の古都の景観を守れ」という圧が強くなっていった。
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※このレビューにはネタバレを含みます
舞妓パパラッチ・景観破壊・民泊問題など。持続可能な観光の在り方を考える。京都は、風光明媚で凛とした空気に包まれ、古きよき伝統や文化を学ぶ都市であって欲しい。テーマパーク化する京都のオーバーツーリズム問題を通して、日本人が海外へ行くときも自国の文化に甘えず、郷に入っては郷に従えの精神で、相手の文化を尊重できるよう事前学習や心構えは必要なように感じた。
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観光で街おこしを!という流れになって随分と経つけれど、そもそも観光で街おこしなんてできるんだっけっかと冷静になる本だった。住んでいる人がその街の魅力を再発見できるという大きな効果は無視できないけれども、有名になってしまったことでかえって弊害が生じているというのがオーバーツーリズム...
観光で街おこしを!という流れになって随分と経つけれど、そもそも観光で街おこしなんてできるんだっけっかと冷静になる本だった。住んでいる人がその街の魅力を再発見できるという大きな効果は無視できないけれども、有名になってしまったことでかえって弊害が生じているというのがオーバーツーリズム…。 観光と生活のゾーニングが一つのキーワードかもしれないが、すべての街でそれができるわけではなく。伊勢や石見銀山ように観光客はこれ以上車で入れませんという規制も大切かもしれない。 和尚さんのインタビューの中にあった寺は信仰の場であって観光地ではないというお話し。なにか、本質を忘れて外から人さえ読んでくれば全てが解決できるという考えが甘すぎるものと認識した。
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