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こんなにも面白い万葉集
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | PHP研究所 |
発売年月日 | 2019/10/25 |
JAN | 9784569845500 |
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商品レビュー
3.3
4件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
古墳時代を過ぎたら、飛鳥京、藤原京、平城京、長岡京、平安京と、都は北へ北へと移動した。古墳時代の中頃から平城京にかけての約300年の間に詠まれた歌が「万葉集」。全20巻で、歌数は4516首、内、作者不明が約2100首。大伴旅人は、元号「令和」ですっかり有名人に。万葉集には、酒席、宮仕え、政争、弱者、防人、男女間、老境などの歌が。当時、21歳から60歳の男子には徴兵の義務が。兵役年限は3年。ただ、防人は往復があり、故郷を離れる期間は4.5~5年で、悲惨。当時、庶民の逃亡2大理由は、重税と徴兵。
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内容は興味深いものの、ぐいぐい読み進められず、読み終わるまでに返却期間がきてしまった…(借りた本だったので)。置いといてたまにふと読み進めるのによさそう
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読むのにはハードルの高かった万葉集ですが、この本で万葉集の歌の詠み手たちをかなり身近に感じました。歌の背景にある彼らの悲喜こもごもは時代は違えど、普遍的なものだったのだな、と思います。 本の中で紹介される歌は、男女関係や防人に関するもの、酒の席の歌や仕事に関するものなど、それぞ...
読むのにはハードルの高かった万葉集ですが、この本で万葉集の歌の詠み手たちをかなり身近に感じました。歌の背景にある彼らの悲喜こもごもは時代は違えど、普遍的なものだったのだな、と思います。 本の中で紹介される歌は、男女関係や防人に関するもの、酒の席の歌や仕事に関するものなど、それぞれのテーマごとに紹介されています。 呑兵衛が歌った短歌も、男女の営みを露骨ににおわせる短歌も、古語になり、5・7・5・7・7のリズムに乗るとあら不思議。高尚で雅なものに見えてくる。そのギャップが面白いし、改めて古の日本語の美しさ、短歌のリズムの素晴らしさみたいなものも感じます。 不謹慎だったり、人間臭い歌も面白いけど、恋の歌だったり、防人の任務のため引き裂かれる夫妻や親子を読んだ歌は、逆に古語の美しさ、短歌のリズムが作用してより悲哀をもって伝わってくるような気もします。そうした短歌の背景にある様々なドラマに思いめぐらすことができたのが良かったです。 最も印象的な歌は 庭に立つ麻手刈り干し布さらす 東女を忘れたまふな というもの。 田舎に住む女性が都に帰る男に宛てた歌で、背の高い麻束を抱える姿が男女の抱擁と似ていることから、その姿を歌に入れることで男を思っていることを伝えたもの。挿絵もついていたのですが、それを見ていると、確かに男女の抱擁のようで、女性の切ない思いがより伝わってきます。 小説以外の文学になかなか触れることができないのですが、短歌や俳句がなぜ人の心の琴線に触れるのか、なんとなく感じられた一冊でした。
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