- 中古
- 店舗受取可
- 書籍
- 書籍
樹に聴く 香る落葉・操る菌類・変幻自在な樹形
定価 ¥2,640
1,980円 定価より660円(25%)おトク
獲得ポイント18P
在庫わずか ご注文はお早めに
発送時期 1~5日以内に発送
店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
11/22(金)~11/27(水)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 築地書館 |
発売年月日 | 2019/10/23 |
JAN | 9784806715900 |
店舗受取サービス
対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる
店舗到着予定
11/22(金)~11/27(水)
- 書籍
- 書籍
樹に聴く
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
樹に聴く
¥1,980
在庫わずか
ご注文はお早めに
商品レビュー
5
1件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
雑感を乱暴に述べる。 良書である。「樹木たちの知られざる生活(ピーター・ヴォールレーベン)とうっかり併読してしまったので、内容が交ざっていたら申し訳ない次第である。どちらも樹木にかんする本であり、その生きようを、足繁く通って観察して得られた知見を示してくれているのであるが、なんとなく素朴なあたたかさを感じられるのはこちらだ。同じく数字数値を用いて生態を表していても、どうしてこうも違ってくるのだろうか。 とまれ、本書「樹に聴く」には、ケヤキ、サワグルミ、カツラ、オノエヤナギ、ブナ、チマキザサ、ノリウツギ、コブシ、キハダ、アカシデ、コナラ、ヤマナシといった木々(+コラム)が紹介されており、「樹は語る」の続書としても構成を受け継いだ展開をしている。 わたしは、両書に紹介されているとある森林にほど近く棲んでいるのだけれど、足を踏み入れられた経験が、残念かな、ない。木々の名前も、頭には入るのだが実地のそれとなかなか結びつかない。わずかに幼少の頃、宅地化される前の野っ原を歩いた経験があるくらいだ。その頃見上げていた樹冠は悲しいことに失われてしまって久しい。そして、そうした人間は最早、わたし独りではないのだろう。少なくともわたしはそれを寂しく思うし、著者清和研二氏の書く通り、木々の生態についてそれこそ地に足をつけて学び直し、再生に試行錯誤するときが(遅すぎはしても)来ているのだと考える。 身近なところから、まずは、樹に会いに行きたい。
Posted by