- 中古
- 書籍
- 文庫
セレクション 戦争と文学(4) 女性たちの戦争 集英社文庫ヘリテージシリーズ
定価 ¥1,760
825円 定価より935円(53%)おトク
獲得ポイント7P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2019/10/18 |
JAN | 9784087610505 |
- 書籍
- 文庫
セレクション 戦争と文学(4)
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
セレクション 戦争と文学(4)
¥825
在庫なし
商品レビュー
5
2件のお客様レビュー
1番初めの、大原富枝「祝出征」が、戦時中の銃後の日本のただなかに落とされるようで、ただ打ちのめされた。それ以外の話は、小説としての膜を被っている感じがする。 それでも圧倒的な戦争の存在感があるのは、彼らが、非日常で生か死かの極限の戦場にいるのではなく、生を前提にした日常にいて、な...
1番初めの、大原富枝「祝出征」が、戦時中の銃後の日本のただなかに落とされるようで、ただ打ちのめされた。それ以外の話は、小説としての膜を被っている感じがする。 それでも圧倒的な戦争の存在感があるのは、彼らが、非日常で生か死かの極限の戦場にいるのではなく、生を前提にした日常にいて、なお濃く漂う戦争を感じるからだと思う。 裕次と静、姑と実家の実感。千代と一夫の初恋、健とお久の「美談」、どれもが生き生きとして、そして生々しい。 「思い残す事ただ一つあり!じゃあないか?一夫る」若い連中の中からそんな言葉が飛んで来た。一男は千代の注いだ酒杯をぐっと空けて、そのままその方へ、「おい一つ!」と突き出した。
Posted by
セレクション第4巻。 予想外だったのは、『戦争文学らしさ』というものがあるとすれば、本書の濃度が一番濃いように思われたこと。
Posted by