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地質学者ナウマン伝 フォッサマグナに挑んだお雇い外国人 朝日選書
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地質学者ナウマン伝 フォッサマグナに挑んだお雇い外国人 朝日選書

矢島道子(著者)

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地質学者ナウマン伝 フォッサマグナに挑んだお雇い外国人 朝日選書

定価 ¥1,870

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞出版
発売年月日 2019/10/10
JAN 9784022630902

地質学者ナウマン伝

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商品レビュー

4.5

2件のお客様レビュー

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2025/05/19

フォッサマグナの発見そのものも凄いが、その研究への没入ぶりにも感服する。フィールドワークはロマンの塊だ。ナウマンゾウももっと脚光浴びていいじゃないかな。

Posted by ブクログ

2025/05/05

ナウマンゾウは知っていても、ナウマンのことは知らない。エドムント・ナウマンは明治初期のお雇い外国人。フォッサマグナやナウマンゾウを発見した地質学者なのに、日本でも本国ドイツでも忘れられている。その彼を古生物学者・矢島道子さんが発掘する。 ナウマンは、大学を出たばかりの20歳で来日...

ナウマンゾウは知っていても、ナウマンのことは知らない。エドムント・ナウマンは明治初期のお雇い外国人。フォッサマグナやナウマンゾウを発見した地質学者なのに、日本でも本国ドイツでも忘れられている。その彼を古生物学者・矢島道子さんが発掘する。 ナウマンは、大学を出たばかりの20歳で来日した。東大教授になったのは22歳。野外調査等で長期に一緒に行動する学生たちは同年齢だった。ことばの障壁もあるから、意思疎通をうまくやらないと、どうしてもトラブルが起こる。そして案の定トラブルは起こったようだ。そして妻の不倫がもとで決闘事件を起こす。 大森貝塚発見のプライオリティ(「第一発見者」)をめぐるモース、ナウマン、シーボルト(ハインリッヒのほう)の駆け引きもおもしろい。3人はほぼ同時期(明治10年)にそれを発見・発掘していた。 ナウマンが中心となった日本列島の地質調査は10年におよんだ。1885年、彼はドイツに帰国した。その後どんな人生を歩んだか。矢島さんは、その足跡も追っている。

Posted by ブクログ