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プロレスまみれ 宝島社新書
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プロレスまみれ 宝島社新書

井上章一(著者)

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プロレスまみれ 宝島社新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 宝島社
発売年月日 2019/10/10
JAN 9784800268907

プロレスまみれ

¥220

商品レビュー

2.5

2件のお客様レビュー

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2019/11/17

ドロップキックは辞書にどう載っているか。 「ラグビーでボールを地面に落として跳ねかえるときにけること」 パイルドライバーは辞書にどう載っているか。 「コンクリト杭・鋼管・H型鋼などを地中に打ち込む建設機械。杭打ち機」 いずれも広辞苑の記述。 プロレス技だとは書いていない。 ...

ドロップキックは辞書にどう載っているか。 「ラグビーでボールを地面に落として跳ねかえるときにけること」 パイルドライバーは辞書にどう載っているか。 「コンクリト杭・鋼管・H型鋼などを地中に打ち込む建設機械。杭打ち機」 いずれも広辞苑の記述。 プロレス技だとは書いていない。 「プロレスの言葉として、国民的には流通している。少なからぬ人びとが、しばしば口にする。そんな言葉であっても、国語辞典は、たいてい目をそむけてきました。  言語学や国語学、そして日本語学の知識人は、それだけプロレスをあなどっている、歯牙にもかけてこなかったのです」(P58) 力道山からはじまった日本のプロレス。 その発展はテレビとともにあった。 いな、プロレスこそがテレビを普及させたジャンルだった。 国民は力道山をみたくて、テレビを購入していったのだ。 歴史叙述の場では、誰もその事実に触れない。 力道山の試合を開局当初放映していたNHKですらその事実を隠している。 プロレスは不当な扱いを受けてきた。最も「テレビ的なジャンル」であるにもかかわらず。 そのプロレスの中にもあった不当な「女子への差別」。 力道山最後の相手「白覆面の魔王」ザ・デストロイヤーのブラウン管での活躍。 高度経済成長期に、スポンサーの戦略として試合間に使用された電気掃除機「風神」。 なぜ、日本人初のジャイアント馬場のNHK世界ヘビー級王座戴冠劇は地方会場だったか。 なぜ、アントニオ猪木の異種格闘技戦は「水曜スペシャル」だったのか。 「最後のゴールデンタイム生中継」で起こった「橋本真也引退劇」の本当の悲劇とは。 「絶対王者」の元祖は、羽生結弦でも吉田沙保里でもなく、小橋健太だった。 著者は、あくまでも想像レベルであるが語り進めていく。 「ま、そんなもんかな」と思って読むのにちょうどいい、やさぐれたプロレスファン向けの一書。

Posted by ブクログ

2019/11/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

タイトルに「プロレス」と付いており、 しかも宝島からのリリース。井上章一という著者を全く 知らないのだが、だとするなら一応購入しておいた方が いい、ということで入手した新書なのだけど・・・。 井上さん、なんと京大の教授らしい(^^;)。 この偉い先生が、主に「プロレスとTVの関わり」につい て書いている本。最近の出版物らしく、ケーフェイとか を全く気にしていない内容(^^;)。 とはいえ、かなり好感は持てる。 少なくともこの人はプロレスに対してかなり「愛情」を 持っていることがよく解るし、訳知り的なイヤな印象も 無い。思っていることをストレートに表現した、と解釈 する。 でも、それが面白いかというとちょっと(^^;)。 こういうのは本で読むのでは無く、居酒屋とかで同好の 士たちと語るべきことで、文章で読むほどのことは無い 気が。さらにひらがなを多用した文体、きっと「狙い」 なんだろうけど正直読み辛い(^^;)。 惜しかったなぁ、コレ(^^;)。 邪推流のプロレスの楽しみ方、という着眼点は良かった んだけど・・・。

Posted by ブクログ

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