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危機と人類(上)
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 日本経済新聞出版社 |
| 発売年月日 | 2019/10/26 |
| JAN | 9784532176792 |

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商品レビュー
4
46件のお客様レビュー
さすがにおもろ本。構造好きにはたまらない。歴史の再現性を感じられて痺れます。中でも印象的だったのはフィンランドの例ですね。 ここまで正確な自己認識で成立している国って聞いたことありませんでした。 プライドがあったり、自信があったり、国内で上手くいくと、国外に対しての認識が歪むこと...
さすがにおもろ本。構造好きにはたまらない。歴史の再現性を感じられて痺れます。中でも印象的だったのはフィンランドの例ですね。 ここまで正確な自己認識で成立している国って聞いたことありませんでした。 プライドがあったり、自信があったり、国内で上手くいくと、国外に対しての認識が歪むことって歴史上よくある気がするのですが、そうなっていないんですね。過去から学んでいるということだと思いますが、希少な立ち回りに思えて、興味が湧きました。
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国が成立し、維持されている事は当たり前ではない。日本にいると麻痺するが、日本でさえ黒船以降に内戦、外戦を重ねたが、幸いにも大きな戦後の分割統治もなく、治安が保たれているために平和に日々を暮らせている。だが、一歩間違えば、国家的危機、個人的危機に見舞われてもおかしくはなかったし、完...
国が成立し、維持されている事は当たり前ではない。日本にいると麻痺するが、日本でさえ黒船以降に内戦、外戦を重ねたが、幸いにも大きな戦後の分割統治もなく、治安が保たれているために平和に日々を暮らせている。だが、一歩間違えば、国家的危機、個人的危機に見舞われてもおかしくはなかったし、完全に不安が解消された訳ではない。本書はそうした国の危機について。上巻ではフィンランド、日本、チリ、インドネシアを取り上げる。 特に、フィンランドやチリについて本書で学んだ事が多い。普段、あまり気にしない国だからだ。 フィンランドは今でも人口5百万強の国で、当時も到底ドイツやソ連と張り合えるような国力ではなかった。だが、フィンランドは挙国一致でソ連への譲歩を拒絶。スターリンの恫喝に対し、徹底抗戦の構えを示した。小国が50倍以上の人口を抱える国と戦うなど常軌を逸しており、ソ連軍の戦争計画では、ヘルシンキ占領は戦争開始から二週間以内とされていた。1939年、ソ連はフィンランド攻撃を開始。 こうしてはじまったのが冬戦争。ソ連陸軍はありとあらゆる地点から国境を越えて侵攻し、ヘルシンキなどの都市は空爆された。ナチスドイツはフィンランドについた。フィンランドは、ドイツ、イタリア、日本と並ぶ四番目の枢軸国だと思われていた。この冬戦争から継続戦争により、奪われた領土を一部取り返し、独立を維持。ソ連とは中立の友好条約を。 その後、ソ連の顔色を伺うような立ち位置へ。フィンランドの綱渡り外交は、ソ連から国の独立を守り、経済発展を遂げるというふたつの目標を実現した。そのフィンランドが2023年にNATOに正式加盟。ロシアのウクライナ侵攻を受け、歴史が動いた瞬間だ。 チリの話も興味深い。いや、極めて悲惨な話だ。ピノチェトは指導者の座を譲らず、軍事政権のメンバーを威圧。温厚な老紳士、敬虔なカトリック教徒というイメージとは裏腹に、各地に収容所をつくり、新しい拷問方法を考案し、チリの人々を「消して」いった。「ベンダ・セクシー」と呼ばれる収容所では、収容者の家族全員を拘束して、収容者の前で性的虐待を。その方法はあまりにもおぞましく、とても著者も記載しない程。 独裁者が齎す暴力。それに巻き込まれる国民。国対国の蹂躙など、様々な〝危機“の形がある。明日は我が身という意識で危機管理をしなければ、いつ、内外にモンスターが現れるか分からない。そうした警鐘の書でもある。
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日本の歴史が、外国人の視点からどのように書かれているのか気になって、本書を取る。 が、他国の歴史の方が面白く、フィンランドやチリなど、新たな知識を得て興味深かった。
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