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危機と人類(上)
1,980円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 日本経済新聞出版社 |
| 発売年月日 | 2019/10/26 |
| JAN | 9784532176792 |
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危機と人類(上)
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商品レビュー
4
49件のお客様レビュー
ジャレド・ダイアモンド氏の作品は4作目。本作は世界の7か国の近現代史から国家的危機といえるものを紹介し、その危機に直面した国民や指導者がいかにして変革を起こし、危機を乗り越え、繁栄の道を進むことができたのか?を分析し、ふるいにかけ、同じパターンを探すことにより世界を襲う危機と、解...
ジャレド・ダイアモンド氏の作品は4作目。本作は世界の7か国の近現代史から国家的危機といえるものを紹介し、その危機に直面した国民や指導者がいかにして変革を起こし、危機を乗り越え、繁栄の道を進むことができたのか?を分析し、ふるいにかけ、同じパターンを探すことにより世界を襲う危機と、解決への道筋を提示する。とりあげる7か国は、日本、フィンランド、チリ、インドネシア、ドイツ、オーストラリア、そしてアメリカである。日本だけ手短にとりあげると、『日本は現在、いくつかの問題(巨額の国債発行残高と高齢化)を認識しているが、日本の女性の役割という問題には認識が十分でない。ほかに、今も否定を続けている問題もある。すなわち、人口問題解決のための移民受け入れという選択肢に反対しているし、中国と韓国との間の歴史認識の溝は埋まらない。また、海外の自然資源の獲得ばかりに走って持続可能な管理を顧みないという政策が今や時代遅れである事を認めていない。』と問題点をあげる。これらの課題について、女性の役割という点では日本初の女性首相が生まれた事からもわかるように、少しづつ改善されて来てはいるのかな、と思う。また博士は日本の少子化についてはかなり楽観的な見方をしているが、これらはまったく新しい視点で、心のわだかまりが解消され、少し安心できる材料が見つかったかなと思った。詳細→ https://takeshi3017.chu.jp/file11/naiyou24104.html
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国家が危機に直面した時に、それを超克できるかどうかについての要素として、公正に自国を評価し危機にあることを認識できるか、国民のアイデンティティのあり方、他国の支援、そして選択的に変化を起こせるか、等があるという。 フィンランドはソ連との戦争で他国からの支援を得られない中、圧倒的...
国家が危機に直面した時に、それを超克できるかどうかについての要素として、公正に自国を評価し危機にあることを認識できるか、国民のアイデンティティのあり方、他国の支援、そして選択的に変化を起こせるか、等があるという。 フィンランドはソ連との戦争で他国からの支援を得られない中、圧倒的な敢闘精神と、ソ連に脅威を与えないという柔軟で難易度の高い外交で危機を乗りきった。 明治日本は欧米列強に叶わないことを冷静に受け止め力をつけるまでは欧米を見習うこととしたが、神道や漢字等の日本的なものは変えず、政治制度や軍事、教育、産業などは大胆に変革する選択的変化を見事に成し遂げた。 チリは西欧のような国民性を持つ穏やかな国だったが、アジェンデ政権の杜撰な左派政治が経済や外交で大混乱をもたらし、これへの反発として生じたクーデターで政権を奪取したピノチェトが独裁恐怖政治を敷くこととなり、遂にこれが倒された後、穏健左派政権が誕生したが、ここではピノチェトの経済政策は残すなど是々非々の選択的変化により安定を取り戻した。 インドネシアは国民的一体性が醸成されないままにオランダからの独立を勝ち取り、バラバラになりそうな範囲の国家を戒厳令をもってスカルノが統治し、これをクーデターで倒したスハルトが経済発展と汚職と独立弾圧の虐殺という功罪まみれる統治を行った。スハルトが倒されてから、インドネシアは急速に国民的アイデンティティを強め、汚職もなくなっている。 それぞれ危機に対してうまく選択的変化を起こせたタイミングで立ち直り発展し安定しているということか。
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息子へ) 父さんはこの手の本が大好きだ。 人類が歴史の中で、なぜ、そのような行動を取ったのか? 何が時代をそう動かしたのか? などなどを解説するという本だ。 歴史本?文化人類学? ジャンルはわからないが。。。 この本の筆者、ジャレドダイアモンドは、「銃・鉄・病原菌」と...
息子へ) 父さんはこの手の本が大好きだ。 人類が歴史の中で、なぜ、そのような行動を取ったのか? 何が時代をそう動かしたのか? などなどを解説するという本だ。 歴史本?文化人類学? ジャンルはわからないが。。。 この本の筆者、ジャレドダイアモンドは、「銃・鉄・病原菌」という名作を残しおり、この手の作者としては、有名だ。 本書は、歴史的に、大転換を果たした、ある時代のある国の動きをピックアップして解説している。 ・ドイツの第2次世界大戦からの復活 ・フィンランドのロシア進行に対する反抗 ・インドネシア建国 ・日本の明治維新 日本の明治維新を取り上げられているのは興味深い。 世界的な作家から見ても、すごい時代、すごい変革だったようだ。 ひとつだけ心に残ったことを記しておく。 ドイツの戦後の首相は、第2次世界大戦で進行した国に赴き、膝をつけて謝ったらしい。 それに対して、日本は謝っていないと。筆者。 どうしても当事者の国にいると、 歴史的事実に対する考えが、教育によって正面視できていないことに、気づかされた。 おそらくだが、中国や韓国の反日感情も教育によってゆがめられている。 同様に、君もお父さんも、我々日本人の考えも教育によってゆがめられている。 第三者である欧米の作家に指摘されて、そう気づかされた。 教育や文化から逃れることは難しいが、 フラットに歴史を、そして現実を見ようとすることは、将来のために必要なことだ。 お父さんの本の買い方) 大田区図書館 読め、もしくは、読むな)読め 君が・・・歳のころに) 文化人類学や歴史に興味を持ったとき
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