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世界が赫に染まる日に 光文社文庫
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世界が赫に染まる日に 光文社文庫

櫛木理宇(著者)

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世界が赫に染まる日に 光文社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2019/09/11
JAN 9784334779030

世界が赫に染まる日に

¥550

商品レビュー

3.8

33件のお客様レビュー

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2026/03/22

全体的に暗い話。そのため、主人公たちの青春のような日常が輝く。 本書の中で描かれる『イジメ』はもはや犯罪といっても過言ではないほどの行いだ。しかし、未成年というだけで減刑され、模範的にすればさらに短い期間で罪への清算が終わってしまう。加害者と被害者間におけるダメージ量の乖離は開...

全体的に暗い話。そのため、主人公たちの青春のような日常が輝く。 本書の中で描かれる『イジメ』はもはや犯罪といっても過言ではないほどの行いだ。しかし、未成年というだけで減刑され、模範的にすればさらに短い期間で罪への清算が終わってしまう。加害者と被害者間におけるダメージ量の乖離は開くばかりだ。 そんな加害者たちにしっぺ返しを食らわせるのがカイとフミキである。二人の言動は、『どんな生命の大切である』の曖昧さを浮き彫りにする。自殺はいけないと説きながら、イジメの加害者を野放しにしている。解説にある「安っぽい道徳観」が世間では浸透しているのだ。 最後の一文は読者にその後の展開を予想させる。フミキはどうなるのか、カイはどうするのか。 少なくとも、カイは中学三年生だった頃のカイには戻れないと思う。

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2026/01/18

少年犯罪、少年法、私刑、制裁、それらを軸に「命は本当に平等なのか。尊い命と、そうでない命があるのではないか」そんな危うい問いを真正面から投げかけてくる物語だった。 中学三年生の櫂と文稀は、櫂のいとこが受けたいじめへの復讐をきっかけに、“復讐の予行演習”と称して制裁を重ねていく。...

少年犯罪、少年法、私刑、制裁、それらを軸に「命は本当に平等なのか。尊い命と、そうでない命があるのではないか」そんな危うい問いを真正面から投げかけてくる物語だった。 中学三年生の櫂と文稀は、櫂のいとこが受けたいじめへの復讐をきっかけに、“復讐の予行演習”と称して制裁を重ねていく。相手に同じことを返すための練習。報いは受けるべきだという考えは、社会正義なのか、それとも単なる暴力なのか。 襲撃される側の陰湿さは容赦がなく、罵倒し、辱め、いたぶる描写に胸が悪くなる。それでも「これは天罰だ」「やられたらやり返すしかない」と感じてしまう自分がいる。一方で、それは本当に正義なのか、必要悪なのかという迷いも消えない。共感と不安のあいだで揺れながら、心の底がざわつき続けた。 ひりつく展開の中で、櫂と文稀が少しずつ心を通わせていく姿だけが、読んでいて救いだった。 被害者よりも加害者が守られる社会の歪み。その理不尽さを叩きつけるように、「正義とは何か」を突きつけてくる一冊だった。

Posted by ブクログ

2026/01/07

復讐がテーマ。日本が加害者に甘い世の中だとは思うし、少年だからといってすぐに解放されるのはおかしな事だと思う。 でも、復讐しても起こった事実は変わらない。復讐した側があらたに加害者側に回ってしまうだけなのがやり切れない。過度な制裁を加えるシーンはえげつない描写が目立つが、読む手が...

復讐がテーマ。日本が加害者に甘い世の中だとは思うし、少年だからといってすぐに解放されるのはおかしな事だと思う。 でも、復讐しても起こった事実は変わらない。復讐した側があらたに加害者側に回ってしまうだけなのがやり切れない。過度な制裁を加えるシーンはえげつない描写が目立つが、読む手が止まらなく一気読みだった。

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