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われら 光文社古典新訳文庫
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われら 光文社古典新訳文庫

エヴゲーニイ・ザミャーチン(著者), 松下隆志(訳者)

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われら 光文社古典新訳文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2019/09/11
JAN 9784334754099

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商品レビュー

3.7

11件のお客様レビュー

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2023/12/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ソ連最初期1920年代あたりに書かれたロシアのディストピア小説。 凄いのはそれよりも先の時代のソ連の様子、特にロケットを打ち上げる宇宙開発やソ連崩壊を予言していることです。 ザミャーチンはソビエトロシアの心を見つめていたのかもしれません。

Posted by ブクログ

2023/03/05

ソ連成立前夜の1921年に完成されたと言われるロシアのディストピア小説。本屋でディストピア特集をやっていて、目にとまったので読んでみた。ディストピア小説も本場(?)のロシア人作家が書くとこうなるかと思わせるラストで、ある意味衝撃的。"Brave New World&qu...

ソ連成立前夜の1921年に完成されたと言われるロシアのディストピア小説。本屋でディストピア特集をやっていて、目にとまったので読んでみた。ディストピア小説も本場(?)のロシア人作家が書くとこうなるかと思わせるラストで、ある意味衝撃的。"Brave New World" や "Nineteen Eighty-Four" を読み返したくなる。

Posted by ブクログ

2022/04/20

まず、難解な小説である。全体主義で管理された社会に生きる(存在する?)uによる記録集。遠い過去に一度滅びかけた世界では、緑の壁により秩序が保たれかつ管理された社会が広がっている。 過去の遺物であるマンション部屋よく訪れ煙草を吸うlに会い、惚れ込み、緑の壁の外に暮らす野蛮人(とは言...

まず、難解な小説である。全体主義で管理された社会に生きる(存在する?)uによる記録集。遠い過去に一度滅びかけた世界では、緑の壁により秩序が保たれかつ管理された社会が広がっている。 過去の遺物であるマンション部屋よく訪れ煙草を吸うlに会い、惚れ込み、緑の壁の外に暮らす野蛮人(とは言え、それほど野蛮でもなさそうだ)に会い、自分が正しいと信じ込んでいた世界が恩人によって過剰に管理・抑圧された社会だと気付いていき、、という話。 至る所に数式が出てくるのだが、微分積分(波を平らにしていく)で没個性を表しているよう。 やたら女性に好かれるところからも、理系のこじらせ男子の妄想が入ってるんじゃないか。ザミャーチン自身造船技師でばりばりの理系だ。 村上春樹ぽい。(村上春樹はザミャーチンに影響を受けた、と言っているらしい) この小説、その後に続くスターリンの抑圧など暗い歴史があるので、重々しく捉えがちだが、案外ザミャーチンは、社会主義への変革に向かうロシアを、案外改革でこんな社会になっちゃったりして笑、みたいなノリで書いたのかもしれない。 カフカの変身も、カフカ自身友人へ音読する際ゲラゲラ笑いながら読んでいたという。 私達は変にかしこまって、ザミャーチン様、ははーっと平伏しすぎなのかもしれないのだ。 そう考えると、この小説は実はこじらせ男子の恋愛小説として読む事もでき、この難しさが少し愛らしく感じてくる。

Posted by ブクログ

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