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われら 光文社古典新訳文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 光文社 |
| 発売年月日 | 2019/09/11 |
| JAN | 9784334754099 |
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われら
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われら
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商品レビュー
3.5
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1920年代、ロシア革命を経てソヴィエト連邦の樹立期に書かれたディストピア小説。 科学の進化がすべてを支配する世界で計算不可能な感情を持つ人間としての生き方を問う。 現実の“われら”はテクノロジーと未熟な為政者の罠に嵌り自らその自由を放棄し管理されることを求める。
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全体主義の中で、思春期をこじらせた32歳の男の内面を追う物語。性欲と理性の対立、その葛藤の中で狂気を扱っている点は、フロイト的だなと思われた。 左脳的なものの行き着く先は、常に右脳的なものの爆発による終演だ。 作中、世界と個の関係について2種類の異なる表記が見られた。 ...
全体主義の中で、思春期をこじらせた32歳の男の内面を追う物語。性欲と理性の対立、その葛藤の中で狂気を扱っている点は、フロイト的だなと思われた。 左脳的なものの行き着く先は、常に右脳的なものの爆発による終演だ。 作中、世界と個の関係について2種類の異なる表記が見られた。 「無から偉大へと至る自然な道は、自分が一グラムだということを忘れ、一トンの百万分の一だと感じることである」p177 「私は消えていく、彼女の膝に、彼女に溶けていく、私はどんどん小さくなる。そして同時にどんどん広がり、大きくなり、果てがなくなる。なぜなら彼女は彼女ではなく、宇宙だからだ。」p198 「種」の中で責任を担い、その義務果たすことと、「個(我)」の求めに応じて他者との一体感に埋没していくことと、どちらがより幸福なのだろうか? 後者は母体回帰願望とも捉えられるがゆえに、発達論的には前者を成熟の形と言いたくなる。しかし、この世界ではその価値観が生まれたときから揺るぎないものとして存在する中で、後者の記述が出てくるのである。この点から考えれば、発達的な方向性、未熟と成熟の弁別といったものは恐らく存在しない。 種への回帰、全体への回帰は一方向的に変化、獲得するものではない。この点に関して、発達の方向性といったものはたぶんない。ここを理解することに、「幸福とは何か?」を考える道が一つありそうだ。 「終わらない革命」、常に変化を模索し続けることは、種に課せられた至上命題なのかもしれない。 余談だが、自民党の党歌は「われら」というらしい…。
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ソ連成立前夜の1921年に完成されたと言われるロシアのディストピア小説。本屋でディストピア特集をやっていて、目にとまったので読んでみた。ディストピア小説も本場(?)のロシア人作家が書くとこうなるかと思わせるラストで、ある意味衝撃的。"Brave New World&qu...
ソ連成立前夜の1921年に完成されたと言われるロシアのディストピア小説。本屋でディストピア特集をやっていて、目にとまったので読んでみた。ディストピア小説も本場(?)のロシア人作家が書くとこうなるかと思わせるラストで、ある意味衝撃的。"Brave New World" や "Nineteen Eighty-Four" を読み返したくなる。
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