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罪と祈り
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罪と祈り

貫井徳郎(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 実業之日本社
発売年月日 2019/09/05
JAN 9784408537412

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商品レビュー

3.4

91件のお客様レビュー

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2024/09/16

親である前に1人の人間なんだなと思わされた。罪を犯すことで自分の中にある良心の呵責を刺激され不幸な結果に繋がってしまう。残された子供たちも真相に触れ、祈るように生きていくことになる。 全体的に暗い印象は受けるが芯のある強い作品だなと思いました。

Posted by ブクログ

2024/06/26

貫井さんはとことんまでに誠実だ。読者にとっても出てくる人物にとっても。読んでいる間そんなことばかり考えていた。それが貫井さんの良いところであり弱点である気がしてならない。物語としてはシンプル。真面目な警官だった父が殺され、その理由を主人公と警察官の親友が調べていく現代パート。殺さ...

貫井さんはとことんまでに誠実だ。読者にとっても出てくる人物にとっても。読んでいる間そんなことばかり考えていた。それが貫井さんの良いところであり弱点である気がしてならない。物語としてはシンプル。真面目な警官だった父が殺され、その理由を主人公と警察官の親友が調べていく現代パート。殺された父とその親友(これが現代の警察官の男)の罪をなぞっていく過去パート。2つの時間軸を2つの視点で描く。とにかく可哀想な展開である。それはならないだろう、という過去の出来事が全て。それには全く同感出来ない。ただ読む手は止まらない。

Posted by ブクログ

2024/02/26

警察官の賢吾剛と倒産後フリーターの亮輔が主人公。 亮輔の父が殺された背景を回想も踏まえながら追っていくもの。 結局昔賢剛父と亮輔父が共謀した誘拐殺人事件に罪を感じた賢剛父が自殺。 数十年経過後、共謀グループに属していた女性のことを慕っていたカレンという女が思い込みで亮輔父を間接的...

警察官の賢吾剛と倒産後フリーターの亮輔が主人公。 亮輔の父が殺された背景を回想も踏まえながら追っていくもの。 結局昔賢剛父と亮輔父が共謀した誘拐殺人事件に罪を感じた賢剛父が自殺。 数十年経過後、共謀グループに属していた女性のことを慕っていたカレンという女が思い込みで亮輔父を間接的に殺した。 けど実は思い違いで恨むべきは共謀グループ内の他の男だった。間違えて殺されてしまった。

Posted by ブクログ

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