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罪と祈り
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罪と祈り

貫井徳郎(著者)

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罪と祈り

1,870

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 実業之日本社
発売年月日 2019/09/05
JAN 9784408537412

罪と祈り

¥1,870

商品レビュー

3.4

90件のお客様レビュー

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2024/06/26

貫井さんはとことんまでに誠実だ。読者にとっても出てくる人物にとっても。読んでいる間そんなことばかり考えていた。それが貫井さんの良いところであり弱点である気がしてならない。物語としてはシンプル。真面目な警官だった父が殺され、その理由を主人公と警察官の親友が調べていく現代パート。殺さ...

貫井さんはとことんまでに誠実だ。読者にとっても出てくる人物にとっても。読んでいる間そんなことばかり考えていた。それが貫井さんの良いところであり弱点である気がしてならない。物語としてはシンプル。真面目な警官だった父が殺され、その理由を主人公と警察官の親友が調べていく現代パート。殺された父とその親友(これが現代の警察官の男)の罪をなぞっていく過去パート。2つの時間軸を2つの視点で描く。とにかく可哀想な展開である。それはならないだろう、という過去の出来事が全て。それには全く同感出来ない。ただ読む手は止まらない。

Posted by ブクログ

2024/02/26

警察官の賢吾剛と倒産後フリーターの亮輔が主人公。 亮輔の父が殺された背景を回想も踏まえながら追っていくもの。 結局昔賢剛父と亮輔父が共謀した誘拐殺人事件に罪を感じた賢剛父が自殺。 数十年経過後、共謀グループに属していた女性のことを慕っていたカレンという女が思い込みで亮輔父を間接的...

警察官の賢吾剛と倒産後フリーターの亮輔が主人公。 亮輔の父が殺された背景を回想も踏まえながら追っていくもの。 結局昔賢剛父と亮輔父が共謀した誘拐殺人事件に罪を感じた賢剛父が自殺。 数十年経過後、共謀グループに属していた女性のことを慕っていたカレンという女が思い込みで亮輔父を間接的に殺した。 けど実は思い違いで恨むべきは共謀グループ内の他の男だった。間違えて殺されてしまった。

Posted by ブクログ

2023/09/18

親世代と子世代を同時に進行させながら、綺麗に伏線回収。謎も一つずつ丁寧に明かされて、正しい方程式を解いていく流れは、安心して読み進められて行った。ホワイダニットに重きを置いているからか、トリッキーなところは全然ないものの概ね満足した一冊。

Posted by ブクログ

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