
- 中古
- 店舗受取可
- 書籍
- 書籍
- 1210-01-12
新世代の観光立国 令和世代への課題と展望

定価 ¥1,650
220円 定価より1,430円(86%)おトク
獲得ポイント2P
在庫わずか ご注文はお早めに
発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
3/21(金)~3/26(水)

商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 交通新聞社 |
発売年月日 | 2019/08/30 |
JAN | 9784330989198 |


店舗受取サービス
対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる
店舗到着予定
3/21(金)~3/26(水)
- 書籍
- 書籍
新世代の観光立国
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
新世代の観光立国
¥220
在庫わずか
ご注文はお早めに
商品レビュー
3
1件のお客様レビュー
JAPAN NOW観光協会という、「平成13(2001)年4月に東京都知事から認証を受けて設立された特定非営利活動法人(NPO)で、観光振興、都市再生、環境保全をその活動の種経つ目的として活動して」(p.3)いる、観光に関する啓蒙活動をする団体(?)の5人のメンバーが、それぞれ...
JAPAN NOW観光協会という、「平成13(2001)年4月に東京都知事から認証を受けて設立された特定非営利活動法人(NPO)で、観光振興、都市再生、環境保全をその活動の種経つ目的として活動して」(p.3)いる、観光に関する啓蒙活動をする団体(?)の5人のメンバーが、それぞれの関心や専門(?)の分野について述べた本。でメンバーは、元国鉄の人、元JTBの人、大学の教授、エッセイスト、など。 始めの第1章は観光に関する総論という感じで、最近の観光動向の統計的なものから観光の役割、観光資源の開発、観光振興の上での課題についてまとめてあり、勉強したことはないけど「観光学」の教科書、があったらこんな感じだろうか、という話。「情報発信やストーリー如何では何もないところさえも観光になる例もある(いわゆる秘境駅など)」(p.28)という、ディズニーじゃないけど「ストーリー」というのが重要らしい。せっかくゆるキャラがたくさんいるんだから、ゆるキャラと絡めた「ストーリー」の創造というのをやってくれれば、盛り上がるかもしれない、と思った。「キリシタンの道をゆく」のような「テーマ別観光」(p.56)も、ストーリーの一種だろうか。あと全く関係ないけど「ウォーキング」は日本語で「長途散歩」(p.58)というらしい。あとは「安全なくして観光なし」(p.87)という、平和で安全な国だから成立する行為というところに納得した。 ただ第1章はともかく、それ以降の部分が、「観光のあゆみ」として旅の歴史(古代エジプト軍がシリアへ進軍して…とか、松尾芭蕉が『おくのほそ道』で…とか)の話、あとはオーバーツーリズムの課題をメインに、もっとこうすればいいのに、ああすればいいのに、という提言(というか半ば怒りに任せた愚痴を含むもの)が羅列され、最後の「住居表示の問題点」は、なんか大学生のレポートみたいな感じ(半分近くが引用、最後の方はエッセイ)で、まとまりがなく、違和感を覚える。部分的には面白いと思えるところもあるけど、本というよりは雑誌の記事の連続みたいで、読みにくい。「無電柱化」について、ある人は「東京23区や大阪市内で無電柱化が遅々として進まない理由は何なのか。建設コストが高い?多くの関係者の同意が必要なため工期が長い?言い訳はもうたくさんである。」(p.178)と怒っているのに対し、別の人は「現今、カーナビやスマホなしに住所を頼りに1軒のお宅を訪ねる時、電柱に付けられた町名がどれだけ助けになることか。」(p.202)と言っているのが面白いと思った。結局は好みの問題なのか、とか別に電柱見なくても、家に表示された住居表示じゃダメなのか、と思ったりする。 観光に関する論点を整理する手がかりとしては、良い本なのかもしれない。
Posted by