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アンジュと頭獅王
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2019/09/30 |
JAN | 9784093865500 |
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商品レビュー
2.7
47件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ヒグチユウコの絵の表紙に惹かれて図書館で借りた。吉田修一の本を読んだのは初めてだった。『説教節』は決まり文句の多い語り口らしいから、それを踏襲していると思われる七五調的な文章は決まり文句に慣れると音読していて心地よかった。童話の『安寿姫と厨子王丸』はきちんと読んだ記憶はないが、アニメで何となく観た気がしないでもない。私にとって読書は眠気との闘いなので、内容の記憶が飛んでいるところがある。アンジュは亡くなってしまったのだっけ?。終盤は現代らしき日本が舞台となり、古典作品を読んでいると勘違いしていた私はなぜ現代の地名などや三越が出てくるのか戸惑った。三越はそんな昔からあったのかと、舞台は何時代だっけ?と混乱したりしたが、すぐに吉田修一の作品だったと思い出した。 『アンジュと頭獅王』を読んでいて、この作品に関しては古川日出男の近年の作品に似ていると思った。今私は古川日出男の『紫式部本人による現代語訳「紫式部日記」』と『超空洞物語』を読んでいるが、これらは古典をモチーフにした作品である。 吉田修一は『怒り』などを読んでみたいと思っていたが、上下巻だし、なかなか読む機会がなかった。これを期に他の吉田修一作品も読んでいこうかな、と思っている。
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ライオンに乗りたいっす ってな事で、吉田修一の『アンジュと頭獅王』 ヒグチユウコ好きのハラダさんから頂いた本 装丁のブックカバーはコレクションしてる様なので裸で頂きました(笑) 日本の童話を吉田修一がちょっぴり現代とMixした様な感じかな 童話にしては残酷な内容で泣けて...
ライオンに乗りたいっす ってな事で、吉田修一の『アンジュと頭獅王』 ヒグチユウコ好きのハラダさんから頂いた本 装丁のブックカバーはコレクションしてる様なので裸で頂きました(笑) 日本の童話を吉田修一がちょっぴり現代とMixした様な感じかな 童話にしては残酷な内容で泣けてくる……。 映画にもなってるみたいじゃし、海外にも訳して広がってるみたいじゃが、わしは初めて知った(笑) そして、そんなに感想は無い 2020年33冊目
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文体のリズムは心地よかったけど、内容はちょっと難しかった。 原点の安寿と厨子王か、森鴎外の山椒太夫を知っていると楽しめるのかもしれない。 拷問のシーンが、それほど文章は多くないがあるので、苦手な人は注意。まぁそこが本作のテーマなのでしょうがないんだけど。
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