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2030年の世界地図帳 あたらしい経済とSDGs、未来への展望
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2030年の世界地図帳 あたらしい経済とSDGs、未来への展望

落合陽一(著者)

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2030年の世界地図帳 あたらしい経済とSDGs、未来への展望

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 SBクリエイティブ
発売年月日 2019/11/16
JAN 9784797399950

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2030年の世界地図帳

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商品レビュー

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173件のお客様レビュー

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2024/09/08

【概要】 近日よく電車の中吊り広告や街中でバッジなどを見かけるけど、いざ言われるとなんだかよくわかっていないSDGs。 本書では、このSDGsを本筋として、 世界の現状、各目標に対して立ちはだかる壁や、日本における浸透の難しさを説明しています。 とは言っても、いきなりこれだとあ...

【概要】 近日よく電車の中吊り広告や街中でバッジなどを見かけるけど、いざ言われるとなんだかよくわかっていないSDGs。 本書では、このSDGsを本筋として、 世界の現状、各目標に対して立ちはだかる壁や、日本における浸透の難しさを説明しています。 とは言っても、いきなりこれだとあまりにとっつき難い話題なのでまずは、 地政学におけるあらゆる事柄(人口、死亡率、GDP、格差、資源etc)の各国の関係性などを世界の分布図で説明してくれてます。 現在における(2019年当初)あらゆる視点からの地政学的見解を示し、今後10〜40年後の予測シュミレーションを展開しています。 その上で、現代の日本はこれにどう賛同していき どうやって自分ごととして捉えていけるのという点を疑問提起してくれています。 【感想】 個人的には、「SDGsがどういうもので…」とかには全く興味がなかったのですが この本には、人口、GDP、資源、格差などあらゆる指標の世界分布図が掲載されており、 今後10年〜30年以内世界あらゆる動きの予測図が載っているのが魅力的でした。 これと言った専門知識がなくても、世界の現状把握に役立つのではないかと思います。 落合さんも後書きに書いてくれてますが、 わかりやすさを優先してくださってる為、 学術的な深い考察というよりかは、「入門書」という感じです。 何か専門的な知識を得たいと考えている人には物足りないかもしれません。 落合さんと池上さんの対談なども出てきて、 お二方ともかなりわかりやすく噛み砕いてくれてる印象です。 ありがたい事に、私みたいな初心者にわかりやすかったです。 「現状からするに〜年には概ねこうなってるでしょう」 「今後数年で、このようなことができるようになっているかもしれません」どういうような温度感で世界情勢が説明されていて、 そこから読み解かれる、 SDGsの17の目標と日本人がどう向き合っていくかというのが最終的な論点となっています。 本書にもありましたが、率直にいうと この主題は日本人にとってとっつき難い、イマイチピンと来ない主題です。 だからあえて、「分かりやすく」「とっつき易く」 様々な観点から巻き込んで考えさせてくれようとしてる、という印象でした。 「今世界はどうなっていって、どこに向かっていき、自分はそれに対してどう関わっていくのか」 って漠然としていて、 一見リアル性のないテーマに思えます。(今自分が生きていくのに精一杯なのが現実ですし…笑) でも私はこの本を読んでいく中で、 近年、世界情勢が毎年急変していく中で、 地球に住み続ける一人間として、 今世界がどうなっていて、どういう流れが起きているのかを 日常生活だけではなく世界規模、というかマクロな視点で知っておくべき常識の一つなのではないかと思えたので そう言った意味でも、オススメな本です。 ただし、かなり分厚いので 図などがあって分かりやすいですが、時間は少しかかると思います。笑

Posted by ブクログ

2024/06/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

グラフが興味深い!今後の経済には下記に投資していくのが吉か!? ・インド 人口1位、圧倒的なGDPの3強の一角に。 ・インドネシア GDP世界4位に!人口上位   ・ベトナム GDP成長率世界2位。2050年24位 ・フィリピン、マレーシア GDP成長率大きい。人口圧倒的では無いので2050年でも30位前後 ・アフリカでは ナイジェリア、パキスタンがGDP成長率高く、2050年で20位以内へ   IBMが毎年発表している「5 in 5」要注目 ・2035年前後は地価の大暴落 ← 団塊世代死亡。地価相続税払えない

Posted by ブクログ

2024/06/26

新たな視点は、新たな思考材料によって齎される。データや事象があって初めて考えるきっかけを得ることができ、考える事で視界が広がる。例えば、日本を考えるなら、世界地図を見てみる。本書は、2030年の世界を考えるために、材料としての統計データをたっぷりと提供し、その上で、落合陽一と共に...

新たな視点は、新たな思考材料によって齎される。データや事象があって初めて考えるきっかけを得ることができ、考える事で視界が広がる。例えば、日本を考えるなら、世界地図を見てみる。本書は、2030年の世界を考えるために、材料としての統計データをたっぷりと提供し、その上で、落合陽一と共に課題を考えるという仕立ての良書である。読後、確実に視界が広がる。 ー 歯の再生医療は2020年代前半、腎臓の再生は2020年代後半には臨床応用に入る予定で、2030年代後半には民間の医療機関で利用できるという見込みがある。 ー 2035年前後に地価の大暴落が懸念される。平均寿命を超えた団塊世代が鬼籍に入るが、子ども世代が相続税を払えず、多くの土地が売りに出されると予想されるため。 ー マレーシアのクアラルンプールでは、アリババの技術で都市全体の交通網の効率化を図るシティーブレイン計画が進められている。また、アフリカのケニアでは、都市全体にファーウェイのセキュリティーシステムが導入され、街頭の構成とカメラによる顔認証技術によって犯罪率の低下を実現した。 ー 日本とアメリカで名目GDPに対する寄付の割合は10倍の開きがある。 ー ゲームの世界では、能力値を補正することで参加条件を揃える仕組みになっていてゲーム性を担保している。一方で、現実世界は能力値のばらつきが大きく、特にお金のパワーが強すぎる。一旦十分な富を蓄えた人はほとんど転落しない、入れ替え制がない不平等なゲームが支配しすぎている。 ー 肋骨の浮き出た少女とその様子を背後から伺うハゲワシを南アフリカ共和国の報道写真家ケビンカーターが撮影した。ハゲワシと少女。ジャーナリズムの最高の権威であるピューリッツァー賞を受賞したが、少女に救いの手を差し伸べるより、先にシャッターを押したという世論の猛烈な非難にさらされ、カーターは受賞からわずか数ヶ月後、自ら命を絶った。 ー 日本はお金がないのに、ODAで援助をなぜするのか子供たちに聞かれたとき、敗戦後に餓死者が出るような状況で、ガリオアエロア資金、ユニセフ資金によって学校給食で救われた過去の事実を話す。現在使われている日本のインフラ、名神高速道路や東名高速道路、東海道新幹線や黒部ダム、これらも世界銀行の融資で作られたもの。 (池上彰談) ー ノルウェーの哲学者、アルネネスが創始者とされるディープエコロジーは、すべての生命体に平等の権利があるとする生命中心主義を掲げる。この影響の下、アメリカ西海岸で勃興したのが、バイオリージョナリズム(生命地域主義)と言う考え方。地域の自然環境を体で感じる場所の感覚を取り戻し、土地の文化や歴史に出した生活を進み直すことで、目指す活動は、当時のヒッピーたちに信奉され、アメリカに西海岸初のカルチャーにその影響を見ることができる。パタゴニアやノースフェイスといったアウトドアブランド、シリコンバレーでブームとなったマインドフルネス、スローフード、スローライフの背景にもこの運動があると言える。このヒッピームーブメントが、後に黎明期のコンピューターカルチャーと合流する。 ー ヨーロッパが個人情報の保護に強くこだわる理由の1つには、第二次世界大戦中ナチスドイツがデータベース化された個人情報を迫害に利用したと言うことがある。当時電子計算機はまだなかったが、パンチカードによるデータ処理機器を製造していたデフォマグ社によるデータベース化された個人情報により、ユダヤ人やロマ人、同性愛者らがデータと紐付けられていった悲しい歴史がある。 ー SDGsに兵器の削減が入っていない。 GAFAのルーツがヒッピーカルチャーだとか、個人情報保護にセンシティブなのはユダヤ人問題が発端だとか。興味深い話ばかりだった。

Posted by ブクログ

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