![奇書の世界史 歴史を動かす“ヤバい書物](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001930/0019305647LL.jpg)
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奇書の世界史 歴史を動かす“ヤバい書物"の物語
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2019/08/23 |
JAN | 9784046043931 |
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奇書の世界史
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商品レビュー
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本自体は知ってるものもあったけど、その本にまつわる歴史や人の関わりは知らなかったからすごくおもしろかった ニュートンが偏屈すぎてハレー(ハレー彗星の人)がいなかったら有名人にはなってなかったとか、ハレーの話がちょこちょこあってこの人すごいな〜ってなった 最後が月世界旅行だったのも...
本自体は知ってるものもあったけど、その本にまつわる歴史や人の関わりは知らなかったからすごくおもしろかった ニュートンが偏屈すぎてハレー(ハレー彗星の人)がいなかったら有名人にはなってなかったとか、ハレーの話がちょこちょこあってこの人すごいな〜ってなった 最後が月世界旅行だったのもすごくよかった
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奇書といっても解読困難なものとか、価値観が無茶苦茶なものとか、嘘だらけだったり破廉恥だったり、様々だ。そんな奇妙な本を紹介するのが本書。常識を逸脱するような中身は見ていて興奮する。こんな時代、世界があったのかと。 少しそのヤバさを引用してみる。 アイルランドでは、貧困層におい...
奇書といっても解読困難なものとか、価値観が無茶苦茶なものとか、嘘だらけだったり破廉恥だったり、様々だ。そんな奇妙な本を紹介するのが本書。常識を逸脱するような中身は見ていて興奮する。こんな時代、世界があったのかと。 少しそのヤバさを引用してみる。 アイルランドでは、貧困層において毎年12万人の子供が生まれている。貧困層において子供たちが働けるようになるまで育成する事は困難である。そのため、両親による子殺しや堕胎が後を絶たない。子供がその両親をこの残酷な状況から救済するため、満一歳になった赤ん坊を富裕層へ食料として高額で販売することを提案する。貧困層の子供を育てるために必要な費用は衣食合わせて年2シリングである。富裕層はよく太った赤ん坊を1人に10シリング支払うだろう。これにより貧困層へ金が回るとともに、国内産業が発展する。 『穏健なる提案』 スウィフト 上記は、本書の解説を読むと、権力者たちの搾取に対して、貧困の中死なざるを得なかった子供たちがいる現状に対し、彼らが口にする美食は、貧民の血肉を貪っているに等しいと言う強烈な皮肉だったともいう。そこまで読むとマトモな感じもするが、文章だけ見るとハッとする。 人類史上大飢饉に陥るとカニバリズムが起こる。日本でも1782年から88年に起こったあの大飢饉では、死者が出た家を訪れて、その肉を求めたり子供を手にかけて食したと言う記録が残されている。つい最近、百田尚樹が中国の人肉食文化を取り上げた本を読んだばかりだが、世界中、この通りだ。 常識的な主張はつまらない。ヤバい書物が病みつきになりそうだ。
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奇書(偽書)と人物の歴史を追う。筆者の興味は本の中身よりはその数奇な運命を辿る事にあるのだろう。奇書そのものを期待するとやや肩透かしにあった気はするかもしれないが人間ドラマをリズム良く語っておりとても面白い。私も奇書と人物を学んでみようと思った。
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