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休日はコーヒーショップで謎解きを 創元推理文庫
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休日はコーヒーショップで謎解きを 創元推理文庫

ロバート・ロプレスティ(著者), 高山真由美

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休日はコーヒーショップで謎解きを 創元推理文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2019/08/09
JAN 9784488287054

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商品レビュー

3.3

16件のお客様レビュー

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2023/04/10

短編集。もう「残酷」なほどにすべてがひどいことになってしまう殺し屋。心にしまい込むことで「共犯」になってしまう刑事。「宇宙の中心」での活劇は心の友を失うのようで、少しさみしい。「赤い封筒」は王道ミステリ。

Posted by ブクログ

2022/09/06

前作『日曜の午後はミステリ作家とお茶を』は、ミステリ作家・シャンクスを主人公にした連作ミステリでしたが、本書はシャンクスものの続きではなく、独立した短編集でバラエティーに富んだ内容の九話が収録されています。 どの話もシニカルで一捻りある展開が楽しめるのですが、捻りすぎて訳わから...

前作『日曜の午後はミステリ作家とお茶を』は、ミステリ作家・シャンクスを主人公にした連作ミステリでしたが、本書はシャンクスものの続きではなく、独立した短編集でバラエティーに富んだ内容の九話が収録されています。 どの話もシニカルで一捻りある展開が楽しめるのですが、捻りすぎて訳わからなくなっている「宇宙の中心(センター・オブ・ザ・ユニバース)」のような話も見受けられます(まぁ、この話が読みづらいのは“そういう設定”だからではあるのですが・・)。 加えて孤児列車や人種差別、兵役拒否者などアメリカならではの社会問題も各話随所に散りばめられていて、その辺りも興味深かったです。 個人的には、緊張と緩和のバランスが絶妙な展開の「ローズヴィルのピザショップ」と、とある女性と刑事の会話から浮かび上がってくる真相とラストの余韻が秀逸な「共犯」が好みでした。 あと、本書の中で唯一ミステリらしいミステリだった「赤い封筒」も面白かったのですが、探偵役の詩人・デルガルドの人を食った態度がトゥーマッチだったのが少々うんざりだったかな~と。 特に謎解き場面で、自作(?)の詩をボンゴの演奏付きで逐一挟んでくるのが“もう、ええって!”という感じで、彼にイラついていたガンダースン警部補にそこは同意した次第ですww。

Posted by ブクログ

2022/06/02

――  まさに変幻自在。御見逸れしました。  本格から変格、ハードボイルドからドタバタコメディまで、魅力的な短〜中編が詰まったまさにとっておき。タイトルのとおり、休日のコーヒーショップにうってつけの一冊でした。  ミステリ的な楽しみはもちろん、習俗や文化、人種等に対する視座も...

――  まさに変幻自在。御見逸れしました。  本格から変格、ハードボイルドからドタバタコメディまで、魅力的な短〜中編が詰まったまさにとっておき。タイトルのとおり、休日のコーヒーショップにうってつけの一冊でした。  ミステリ的な楽しみはもちろん、習俗や文化、人種等に対する視座もスパイシィで、アメリカ文学の面白さも味わえる。  個人的には「ローズウィルのピザショップ」が、シチュエーションスリラー(兼コメディ)の戯曲じみていてお気に入り。舞台化してみようかしら。  大満足の☆4

Posted by ブクログ

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