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休日はコーヒーショップで謎解きを の商品レビュー

3.3

16件のお客様レビュー

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2023/04/10

短編集。もう「残酷」なほどにすべてがひどいことになってしまう殺し屋。心にしまい込むことで「共犯」になってしまう刑事。「宇宙の中心」での活劇は心の友を失うのようで、少しさみしい。「赤い封筒」は王道ミステリ。

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2022/09/08

前作『日曜の午後はミステリ作家とお茶を』は、ミステリ作家・シャンクスを主人公にした連作ミステリでしたが、本書はシャンクスものの続きではなく、独立した短編集でバラエティーに富んだ内容の九話が収録されています。 どの話もシニカルで一捻りある展開が楽しめるのですが、捻りすぎて訳わから...

前作『日曜の午後はミステリ作家とお茶を』は、ミステリ作家・シャンクスを主人公にした連作ミステリでしたが、本書はシャンクスものの続きではなく、独立した短編集でバラエティーに富んだ内容の九話が収録されています。 どの話もシニカルで一捻りある展開が楽しめるのですが、捻りすぎて訳わからなくなっている「宇宙の中心(センター・オブ・ザ・ユニバース)」のような話も見受けられます(まぁ、この話が読みづらいのは“そういう設定”だからではあるのですが・・)。 加えて孤児列車や人種差別、兵役拒否者などアメリカならではの社会問題も各話随所に散りばめられていて、その辺りも興味深かったです。 個人的には、緊張と緩和のバランスが絶妙な展開の「ローズヴィルのピザショップ」と、とある女性と刑事の会話から浮かび上がってくる真相とラストの余韻が秀逸な「共犯」が好みでした。 あと、本書の中で唯一ミステリらしいミステリだった「赤い封筒」も面白かったのですが、探偵役の詩人・デルガルドの人を食った態度がトゥーマッチだったのが少々うんざりだったかな~と。 特に謎解き場面で、自作(?)の詩をボンゴの演奏付きで逐一挟んでくるのが“もう、ええって!”という感じで、彼にイラついていたガンダースン警部補にそこは同意した次第ですww。

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2022/06/02

――  まさに変幻自在。御見逸れしました。  本格から変格、ハードボイルドからドタバタコメディまで、魅力的な短〜中編が詰まったまさにとっておき。タイトルのとおり、休日のコーヒーショップにうってつけの一冊でした。  ミステリ的な楽しみはもちろん、習俗や文化、人種等に対する視座も...

――  まさに変幻自在。御見逸れしました。  本格から変格、ハードボイルドからドタバタコメディまで、魅力的な短〜中編が詰まったまさにとっておき。タイトルのとおり、休日のコーヒーショップにうってつけの一冊でした。  ミステリ的な楽しみはもちろん、習俗や文化、人種等に対する視座もスパイシィで、アメリカ文学の面白さも味わえる。  個人的には「ローズウィルのピザショップ」が、シチュエーションスリラー(兼コメディ)の戯曲じみていてお気に入り。舞台化してみようかしら。  大満足の☆4

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2022/01/01

タイトルから、ゆったりした安楽椅子探偵ものを推測していたが、探偵ものは最後の「赤い封筒」のみで、しかも、その探偵のスタイルが私には合わず、馴染めなかったのは残念。 しかし、他の短篇それぞれのストーリーは面白く、かつ、孤児列車や人種差別など考えさせられる内容もあり、バラエティに富...

タイトルから、ゆったりした安楽椅子探偵ものを推測していたが、探偵ものは最後の「赤い封筒」のみで、しかも、その探偵のスタイルが私には合わず、馴染めなかったのは残念。 しかし、他の短篇それぞれのストーリーは面白く、かつ、孤児列車や人種差別など考えさせられる内容もあり、バラエティに富んでました。 また、ストーリーに映像が浮かんでくるような臨場感や躍動感を感じたのは、おそらく著者がこういうものを書こうという、明確なヴィジョンが頭の中にあるのではないかと思っていたら、それぞれの作品の終わりにある、「著者よりひとこと」で、なるほどと納得し、これはこれで楽しい読書となりました。 先に出た、シャンクスの短篇集も読んでみたい。

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2021/08/01

本作も前作同様コージーミステリー短編集かな、と思って読んだら大間違い。 どう考えても寛ぎながら読める短編集ではなかった。 ミステリーというよりはサスペンス色が強く、さくさく読めるけど常に不穏な感じが付きまとう。 だけど面白い。 ローズヴィルのピザショップと残酷が特に。

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2020/08/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

未読の人もここは読んでおいてほしい。 まず絶対注意しておかないといけないのは、この本は作者を有名にしたシャンクスシリーズではない、ということ。 タイトルのつけ方が少々あくどいので、間違えてしまう人が多いようだが、シャンクスの活躍を期待すると、関節を外さんばかりの肩透かしをくらうので要注意!シャンクスは1度たりとも出てこないので。 ということさえ分かって手に取れば、この本はそれなりに面白い短編集である。最後の中編を除き、謎解き要素は少ないが、ハードボイルド風ありずっこけ風あり反差別テーマを含有したものありと、いろんな風味の短編集を楽しませてくれる。ロプレスティも訳者もいい仕事をしてくれている。 だからこそ、売らんがためのごときタイトルや装丁が、非常に残念。「コーヒーショップやん、謎解きしてるやん」っていう、ガキのような言い訳まで聞こえてきそう。

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2021/01/13

タイトルだけ見ると安楽椅子探偵が活躍するミステリー短編集を想起させるが、実際はノン・シリーズの犯罪小説集。収録された全9作品の内、6作目まではすんなり読めたが、技巧を凝らした7作目から怪しい雲行き。9作目にして本書のメインディッシュ「赤い封筒」でとうとうギブアップ。後半の作品で顕...

タイトルだけ見ると安楽椅子探偵が活躍するミステリー短編集を想起させるが、実際はノン・シリーズの犯罪小説集。収録された全9作品の内、6作目まではすんなり読めたが、技巧を凝らした7作目から怪しい雲行き。9作目にして本書のメインディッシュ「赤い封筒」でとうとうギブアップ。後半の作品で顕著になる独り善がりで気取った文章がどうにも肌に合わない。著者自身による幕間の作品解説とあとがき(結構ドヤり気味)にも辟易する。音楽家のセルフライナーノーツはまだしも、小説家が自ら多くを語るのは妙に安っぽく感じてしまうのは私だけ…?

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2020/06/21

前作が面白かったのでハードルが上がっていた可能性もある。 が、それにしてもあまり面白さを感じられなかった。

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2020/05/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

短編集。実家の本棚にあったものを拝借。 『ローズヴィルのピザショップ』招かざる客にローズヴィル流のおもてなし。愚痴っぽいおばあちゃんに酔いどれおっさん、ピザ屋の夫婦で立ち向かうのが面白い。 『列車の通り道』生き別れになった兄はなぜ会いにきたのか。さり気なくクソ里親に天罰が下ってくれてよかった。 『共犯』刑事さんカッコいい、こういう話好き。 『消防士を打つ日』胸熱。過去の話も良いし、現在の終わりもいい。息子は1967年当時の僕と同い年だった。   『二人の男、一挺の銃』これ最後に悪側が勝つの?リチャードによって告発は上手くいくの?心配。 『赤い封筒』面白くなかった。詩とかいる?

Posted byブクログ

2020/03/06

【収録作品】ローズヴィルのピザショップ/残酷/列車の通り道/共犯/クロウの教訓/消防士を撃つ/二人の男、一挺の銃/宇宙の中心(センター・オブ・ユニバース)/赤い封筒

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