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ルポ教育困難校 朝日新書724
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2019/07/12 |
JAN | 9784022950314 |
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ルポ教育困難校
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商品レビュー
3.8
18件のお客様レビュー
#ルポ教育困難校 #朝日新書 #朝比奈なを その通りだと思った。自己責任論で片付けてはいけないのだ。資金と人を投入して枠組みを変え、どんな子どもも自分に合った教育が受けられるようにしなければ。それこそが公教育なのだ。 主に高校のことが語られているが、学力的にも家庭的にもごちゃ混ぜ...
#ルポ教育困難校 #朝日新書 #朝比奈なを その通りだと思った。自己責任論で片付けてはいけないのだ。資金と人を投入して枠組みを変え、どんな子どもも自分に合った教育が受けられるようにしなければ。それこそが公教育なのだ。 主に高校のことが語られているが、学力的にも家庭的にもごちゃ混ぜになっている小中学校はもっと大変な状況であることは予想がつく。 日本の公教育はどこへ向かうのか。
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「教育困難校」の実情についての知見を得たく手に取った。教育困難校を知らない身として、このような本に低い評価をつけるのは憚られるが、既に知っていた事ばかりが書いてあり、また情緒面でも読了前と比べて格別に教育困難校への関心が高まることはなかった。 また、この本の主題からは外れるだろ...
「教育困難校」の実情についての知見を得たく手に取った。教育困難校を知らない身として、このような本に低い評価をつけるのは憚られるが、既に知っていた事ばかりが書いてあり、また情緒面でも読了前と比べて格別に教育困難校への関心が高まることはなかった。 また、この本の主題からは外れるだろうが、平成という時代がもはや「歴史」の一部になっているということを読みながら改めて実感させられた。 著者の朝比奈なを氏は公立高校に約20年間勤務し、その後にジャーナリスト等としても既に20年近いキャリアを重ねている、恐らく60歳過ぎの方であろう。あるいはそのためか、「教育困難校の生徒特有の困難さ」と「現代の若者に一般的な、上の世代から見た非常識さ」を一緒くたにしているような記述が散見された(手紙の宛名の書き方が分からない、自然に触れた経験が少ないなど)。あえて言葉を選ばずに言えば、著者の感覚はやや時代遅れのように私には思えた(粗探しをしながら読んでいたようで気が引けるが…)。 そういった、少なくとも私にとっては「古い人間」である著者ですら、団塊の世代の先輩教員の姿を「昔話」としてある種理想化していて、自身のリアルな体験はバブル期から低成長時代の平成前半期であることは私にとって新鮮だった。 昔といえば古き良き昭和の時代、バブル崩壊は一昔前、平成なんてついこの前、と言ってしまいそうになるこの感覚もきっともう古いのだろう。 著者の伝えたいこととは全く違うのだろうが、色々と考えさせられる本ではあった。
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書名の教育困難校とは、いわゆる底辺校のことである。底辺校と呼ばない理由は、在校生たちの心情や実際の学力で括ると上手く表現できていないところがあるからである。 私は、教育困難校とは縁がなくその実態について全く知らなかった。イメージとしてドラマや漫画に出てくるようなヤンキーがいるの...
書名の教育困難校とは、いわゆる底辺校のことである。底辺校と呼ばない理由は、在校生たちの心情や実際の学力で括ると上手く表現できていないところがあるからである。 私は、教育困難校とは縁がなくその実態について全く知らなかった。イメージとしてドラマや漫画に出てくるようなヤンキーがいるのだろうくらいであった。しかし、実際には、学習障害や不登校児、不本意ながらの入学など様々な生徒が存在する。その中には、学びたい意欲のある生徒たちもいるらしく、本書を読み始めて気づいたので、それを知れてよかったと思う。 目次を読んで一番気になった章がある。それは第6章『それでも「教育困難校は」必要である』だ。先に書いた通り教育困難校とは関わらずに生きて来たため、その必要性について考えたことがなかった。 ここで挙げられる存在意義のなかで、特に印象に残った2点を記す。それは、「高卒」の「資格」を与える場としての意義と、社会の治安を助ける場としの意義の2点である。両者ともに学校内だけの話ではなく社会とも関わりがあること共通点があると思う。 筆者は教育困難校について、その存在に注目してほしいと述べているが、本書を通して教育困難校は孤立した存在ではなく、社会に確かに存在しているということを知った。
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