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生き物の死にざま
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生き物の死にざま

稲垣栄洋(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 草思社
発売年月日 2019/07/11
JAN 9784794224064

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商品レビュー

4.1

144件のお客様レビュー

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2026/09/11

好きなアーティストさんがこちらを紹介しており、会社帰りの図書館で借りさせて頂きました。 29編の短編でとても読みやすかったです。 働いてスマホをスクロールする毎日の人間とは違い、生命を繋ぐため生きる姿はとても立派で見習いたい思いました。 様々な形があるのは人間だけでは無いこと、子...

好きなアーティストさんがこちらを紹介しており、会社帰りの図書館で借りさせて頂きました。 29編の短編でとても読みやすかったです。 働いてスマホをスクロールする毎日の人間とは違い、生命を繋ぐため生きる姿はとても立派で見習いたい思いました。 様々な形があるのは人間だけでは無いこと、子孫を残さなくても団体のために命を捧げる部分が印象に残っています。個人的に好きだったのは、セミ、ハサミムシ、サケ、タコ、ミツバチ、ゾウが好きでした。 終盤は貸出期限が迫っておりしっかり読めなかったのが心残りでしたが、素敵な本と出会えました。 仕事やお金のことなど社会的なしがらみを捨てて、少しこの本に出できたように自分や家族を大切にしようと思いました。 人間は子を産んでからと命は長いです。寿命だけが伸び、働きバチのように働いても将来十分に生活できるか分からない。 でも生まれ、一生を子を産む為だけに生涯を捧げるのは少し羨ましいと思ってしまいました。 毎日天敵に殺されるか分からない、人間のせいで生きる範囲すら狭くなっている動物からしたら大変失礼な感想ですね。 とても面白かったです。

Posted by ブクログ

2026/09/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

生き物の死にざま 1 空が見えない最期──セミ 2 子に身を捧ぐ生涯──ハサミムシ 3 母なる川で循環していく命──サケ 4 子を想い命がけの侵入と脱出──アカイエカ 5 三億年命をつないできたつわもの──カゲロウ 6 メスに食われながらも交尾をやめないオス──カマキリ 7 交尾に明け暮れ、死す──アンテキヌス 8 メスに寄生し、放精後はメスに吸収されるオス──チョウチンアンコウ 9 生涯一度きりの交接と子への愛 タコ 10 無数の卵の死の上に在る生魚──マンボウ 11 生きていることが生きがい──クラゲ 12 海と陸の危険に満ちた一生──ウミガメ 13 深海のメスのカニはなぜ冷たい海に向かったか──イエティクラブ 14 太古より海底に降り注ぐプランクトンの遺骸──マリンスノー 15 餌にたどりつくまでの長く危険な道のり アリ 16 卵を産めなくなった女王アリの最期──シロアリ 17 戦うために生まれてきた永遠の幼虫──兵隊アブラムシ 18 冬を前に現れ、冬とともに死す“雪虫”──ワタアブラムシ 19 老化しない奇妙な生き物──ハダカデバネズミ 20 花の蜜集めは晩年に課された危険な任務──ミツバチ 21 なぜ危険を顧みず道路を横切るのか──ヒキガエル 22 巣を出ることなく生涯を閉じるメス──ミノムシ(オオミノガ) 23 クモの巣に餌がかかるのをただただ待つ──ジョロウグモ 24 草食動物も肉食動物も最後は肉に──シマウマとライオン 25 出荷までの四、五〇日間──ニワトリ 26 実験室で閉じる生涯──ネズミ 27 ヒトを必要としたオオカミの子孫の今──イヌ 28 かつては神とされた獣たちの終焉──ニホンオオカミ 29 死を悼む動物なのか──ゾウ 目次を眺めて、如何に生き物たちが決められた天寿を全うするのか、それがとても哀しく切ないものでも・・・という感想を持ちます。 次の世代を残すために、メスに食べられてしまうリスクを押しても生殖行為を止めないカマキリやジョロウグモ。 巣のために必死に働き、年老いて尚危険な食べ物集めに向かうミツバチやアリ。 子のために、何カ月も食べずに尽くすタコや自らを子の食べ物とするハサミムシ。 弱肉強食の自然界が残してきた死という仕組みがいろいろな形を取って様々な生き物に組み込まれ、脈々と繰り返されて来たという事実に真摯に向き合うと共に、自らのとめどのない欲望のためにこれらの尊い仕組みを壊している人の異常さを思い愕然とします。 日本人らしい末期の哀しみを表現した文章も良い感じです。 竹蔵

Posted by ブクログ

2026/08/10

どの生き物の「死にざま」も、知らなかったことばかり。特に母親の視点で書かれた話には胸を打たれた。泣きながら読み、途中で娘に伝える、を繰り返しながら読んだ。図書館で借りた本だけれど、手元に置いておきたくなり、購入しようと思った。稲垣栄洋さんのほかの本も読んでみたい。 最近は小説ば...

どの生き物の「死にざま」も、知らなかったことばかり。特に母親の視点で書かれた話には胸を打たれた。泣きながら読み、途中で娘に伝える、を繰り返しながら読んだ。図書館で借りた本だけれど、手元に置いておきたくなり、購入しようと思った。稲垣栄洋さんのほかの本も読んでみたい。 最近は小説ばかり読んでいたけれど、まさに「事実は小説よりも奇なり」だと思った。虫も鳥も、どんな生き物にも一匹一匹それぞれの「生」があることを、改めて認識させられた。そして、その事実はフィクションよりも直接的に胸に響いた。

Posted by ブクログ

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