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掃除婦のための手引き書 ルシア・ベルリン作品集
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掃除婦のための手引き書 ルシア・ベルリン作品集

ルシア・ベルリン(著者), 岸本佐知子(訳者)

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掃除婦のための手引き書 ルシア・ベルリン作品集

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2019/07/10
JAN 9784065119297

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商品レビュー

4.2

126件のお客様レビュー

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2024/08/04

う~ん、何と言ったらいいのだろう?                   この短編集(ショート・ショートもある)に収められている作品、これらの作品を読んで感じたことは一体何なんだろうか? 例えば、とても上級とは言えない人たちの簡単で詰まらない「死」がいつでも側にある「日常」とか。 ...

う~ん、何と言ったらいいのだろう?                   この短編集(ショート・ショートもある)に収められている作品、これらの作品を読んで感じたことは一体何なんだろうか? 例えば、とても上級とは言えない人たちの簡単で詰まらない「死」がいつでも側にある「日常」とか。 例えば、アル中患者が自分のアル中病状を笑い物にする「自虐性」とか。 例えば、本人たちだけが真剣で、周りから見たらとても滑稽な「行動」などなど。 すなわち、外国映画でよく出てくるようなアル中、ヤク中の「クソったれ」と罵られるような人間たちが織り成す何気無い「日常生活」、それらとても綺麗とは言えない「日常生活の切れっ端」が何故か儚く、それ故に美しく感じてしまう。 そんな私なりの感想でした。

Posted by ブクログ

2024/07/26

読み進めるうちに、どんどんと読むのがゆっくりになった。ハッとするような表現を読み飛ばしたくなくて。 著者自身のカラッとしたカッコよさ(知らんのだけども)が滲んでるような、小気味よい文章。

Posted by ブクログ

2024/05/03

岸本佐知子がベタ褒めしてたのを見て「文庫出たら読むか」と思ってたはずが文庫化見落とし。古本で文庫より安く単行本見つけたんで読んでみた。 「エンジェル・コインランドリー店」冒頭にコレか。どんなんやろ?と探りながら読むにはちょうどええ感じで本全体の雰囲気捕まえやすい。 「ドクターH...

岸本佐知子がベタ褒めしてたのを見て「文庫出たら読むか」と思ってたはずが文庫化見落とし。古本で文庫より安く単行本見つけたんで読んでみた。 「エンジェル・コインランドリー店」冒頭にコレか。どんなんやろ?と探りながら読むにはちょうどええ感じで本全体の雰囲気捕まえやすい。 「ドクターH.A.モイニハン」そこだけ印象に残るのは違う気はするんやけど、抜歯の描写がキツい。ギャツビーの目の看板くらい強い。 「星と聖人」些細なボタンのかけ違い、子どもではどうにもならない歯車のズレ、切ない、胸が痛い。この辺がこの人の真骨頂なんかなって気もする。 「掃除婦のための手引き書」表題作にして一番ユーモラスかな。その分なのか感情を揺さぶられる感は薄い。何を求めるか、ってところやけど。 「どうにもならない」アル中言うても人間やねんな、当たり前やけど。子どもに心配されるとかツラいし、ツラさを自分でも感じてるのがまたツラい。 「喪の仕事」一人っ子やしオヤジは亡くなってるんで、オカンのその時には分けるとか無しに引き取るか処分するかだけの身の上やねんけど、それでも身につまされる。この人、こういうのが一番上手いんかな。 「さあ土曜日だ」語り手が男ってこともあるんかもやけど、一番入り込めたかも。結局そこ書いちゃうみたいなオチも割とキレイに決まってるし。

Posted by ブクログ

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