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キリン解剖記
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キリン解剖記

郡司芽久(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ナツメ社
発売年月日 2019/07/08
JAN 9784816366796

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商品レビュー

4.2

127件のお客様レビュー

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2025/11/08

観察が上手い人は「ノミナを忘れよ」をやっている キリンの解剖に青春を捧げた女子大生の研究ストーリー。この本以降、研究者が研究史と自伝を重ね合わせて語るエッセイが多数出版されていることからして、バカ売れしたんだと思う。 ストーリーも面白いし、学びもたくさんあって、中でも自分が一...

観察が上手い人は「ノミナを忘れよ」をやっている キリンの解剖に青春を捧げた女子大生の研究ストーリー。この本以降、研究者が研究史と自伝を重ね合わせて語るエッセイが多数出版されていることからして、バカ売れしたんだと思う。 ストーリーも面白いし、学びもたくさんあって、中でも自分が一番印象的だったのは「ノミナを忘れよ」という言葉が出てくる場面。 著者が希少なキリンの遺体解剖で、どの部分がなんという名前の筋肉かわからず、ただバラバラにしてしまっただけで何の成果も得られなかったという苦しい局面で、先輩研究者から言われて救いになったのがこの言葉だという(ここら辺うろ覚え) ノミナはラテン語で「名前」。つまり、解剖をするときには先人がつけた名前なんか忘れて、目の前の事実に虚心坦懐で向き合えということ。 個人的にはすごくよくある話だと思ってて、解剖だけじゃなくてより広く観察一般で知識を現実に当てはめようとすると、十中八九失敗するのよね。これ、名前がついてるから、現実も名前みたいにきっぱり分けられてると思って観察を怠ってしまうからだと思う。現実は無限のグラデーションなのに、名前という覆いで細部が隠されてしまうんよね。 じゃあどうすればいいか。 それが、「ノミナを忘れよ」を忘れないこと。そして、目的のフィルターで現実を見てみること。なぜ、この筋肉はここにくっついているのかという、目的を考えることだけが観察においては指針になる。 観察が上手い人は、名前という過去にとらわれない。常に目的という現在と未来の関係性を観ているじゃないかな。 でもこの目的もフィルターってことを忘れちゃダメで、目的因とかを考え出すと、アリストテレスですら陥った罠にハマってしまう。石は地面に落ちたいから落ちるわけじゃないですからね、、、

Posted by ブクログ

2025/10/13

キリン好きの学生がキリンの研究者になるまでの解剖の話 専門用語多いけどイラストが分かりやすいし、キリンへの感謝が強く伝わる内容だった

Posted by ブクログ

2025/10/13

職場の後輩にオススメされて。日本でも数少ないキリンの解剖の専門家のお話。実績の少ない分野だからこそ、自ら開拓する精神が重要であり、諦めずに取組む姿勢に心打たれた。アフリカ旅行中に読んだので、生のキリンを見ながら首の骨に想いを馳せることができた。

Posted by ブクログ