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私の消滅 文春文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2019/07/10 |
| JAN | 9784167913083 |
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私の消滅
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商品レビュー
3.6
106件のお客様レビュー
私ってなんなんだろう。私の中身は過去の記憶の蓄積?記憶って消せるの?もしも誰かの記憶と自分の記憶をすり替えられたら?この記憶は本当に私の記憶なの?悲しくも美しい、いつもの中村ワールド。描かれているのは、私という存在の脆さや不確かさ。加えて、復讐せずにいられない人間の性、正義に見せ...
私ってなんなんだろう。私の中身は過去の記憶の蓄積?記憶って消せるの?もしも誰かの記憶と自分の記憶をすり替えられたら?この記憶は本当に私の記憶なの?悲しくも美しい、いつもの中村ワールド。描かれているのは、私という存在の脆さや不確かさ。加えて、復讐せずにいられない人間の性、正義に見せかけた己を満たす為の悪意、倒錯した性。嫌悪感、圧倒的な虚無感と共に、なんでだろう、それでもちょっとの救いを感じた。中村作品のテーマでもある「恵まれない生い立ちの少年」が幸せを掴む、そんな話をいつか読んでみたいな。
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作られた記憶と実際の出来事が入り乱れて、読み進めるにつれてどんどん混乱してしまいました。脳に繰り返し電流が流されることで自身の記憶が混濁し、別人の記憶を植え付けられるという点に人の記憶の不確実さを感じます。自分の記憶だと思っていることを失った時、新しい記憶を植え付けられた自分は自分であると言えるのか…。自分を自分たらしめているものは何なのかを考えさせられます。
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※このレビューにはネタバレを含みます
何作目かの中村文則作品 印象は 去年の冬、君と別れにちょっと似ているかも 全体を通して、やはり雰囲気も文章も重めだが、主人公や和久井のゆかりを大切に思うシーンでは、泣きそうになる。 ①ゆかりが記憶をなくして、和久井のカフェで笑顔で働いているところ ②①を見て泣き出してしまう主人公 ③復讐が終わったあとの和久井と主人公の会話 ④ラストの主人公のゆかりに関するメモ テーマとして、洗脳による自我の破壊と別人の記憶と人格を埋め込みによる、私の消滅 かな? 様々な復讐方法があると思うけど、加害者を被害者側の人に強制的に変えて、苦しみをそのまま植え付ける方法は初めてだった。 多分唯一では?? 同作者の他の作品とも共通している、強い支配に対する抵抗が描かれていて、その方法が人道的でないとしてもそのエネルギーに引き込まれる。 ゆかりの過去はあまりに悲惨すぎて、和久井と一緒になれて、そのまま何も思い出さずに幸せになって明るい生活を営んでいってほしかったのに、、と途方もない気持ちになった。 主人公のゆかりを救おうとした方法が正しいのかはわからないけど、過去や主人公との終わりのない治療から離れた、和久井との生活で見せた笑顔が少しだけど良かったのか。という気持ちと 記憶をなくした後に、全部を思い出させられたから 自殺してしまう結果になったから避けるべきだったのか。という気持ちでせめぎ合う。
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