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この世界は誰が創造したのか シミュレーション仮説入門
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2019/05/22 |
JAN | 9784309253930 |
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この世界は誰が創造したのか
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商品レビュー
3
8件のお客様レビュー
意識の自然法則が解明されて、心や意識がデジタルで再現可能であれば、この世の中はほぼ間違いなくシミュレーションである、という論理は納得。自然法則が量子力学的に究極にはデジタルであること、光の速度に限界があること、など、従来はそういうゴルディロックスなところに生命が宿っている、という...
意識の自然法則が解明されて、心や意識がデジタルで再現可能であれば、この世の中はほぼ間違いなくシミュレーションである、という論理は納得。自然法則が量子力学的に究極にはデジタルであること、光の速度に限界があること、など、従来はそういうゴルディロックスなところに生命が宿っている、という順番ではない可能性がある、など、思考の幅を広げられた
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シミュレーション仮説とは、この世は何者かが作った「仮想現実」で、私たちはその世界に生きている、とする説である。 そもそも人間は、周囲の情報のうち、ごく一部しかキャッチできない。そのため、私たちが「現実」だと思っているのは、人間の感覚器官で捉えられる限られた情報を元にして脳が再現...
シミュレーション仮説とは、この世は何者かが作った「仮想現実」で、私たちはその世界に生きている、とする説である。 そもそも人間は、周囲の情報のうち、ごく一部しかキャッチできない。そのため、私たちが「現実」だと思っているのは、人間の感覚器官で捉えられる限られた情報を元にして脳が再現した、仮想現実世界であるといえる。 シミュレーション仮説の大前提は、「人間の意識はコンピューター上で再現できる」というもの。その論拠は、次の通り。 ・人間の意識は、脳内の電気信号のやり取りを通じて“計算”が行われた結果、生じる。従って、その計算を電子的に再現すれば、コンピューターの中に心を生み出せる。 ・心を電子的に再現する上では、脳内で起きていることをすべて模倣する必要はない。心を生み出す計算に関わっていない部分を省けば、コンピューターの計算負荷を減らせる。 シミュレーション仮説には、傍証(間接的な証拠)がある。それは、次の2つのタイプに大別される。 ①ポストヒューマン(人間を超えた存在)による知的な介入を連想させる傍証: この世界の物理法則は、誰かに微調整されたかのように、人間や生物にとって「ちょうどよい状態」になっている。 ②この世界の仕組みが、コンピューター処理に適したものになっているという傍証: 自然界は連続的(アナログ)に変化しているように見える。が、それは錯覚であり、ミクロなレベルで見れば、自然界は不連続(デジタル)になっている。
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シミュレーション仮説の話はネットとかで読んで好きだったので借りてきて読んだ。 本としての完成度はそんなに高くないと思った。 論拠のない曖昧なお話が多め。脱線も。
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