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「身軽」の哲学 新潮選書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2019/05/22 |
JAN | 9784106038396 |
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「身軽」の哲学
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商品レビュー
3.3
5件のお客様レビュー
病を経ての本書で、山折先生は、西行、親鸞、芭蕉、良寛を追い、身軽になっていったその足跡を綴るもの。いま、90歳を越えておられると思いますが、身軽な暮らしをなさっているでしょうか。
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- ネタバレ
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西行、親鸞、芭蕉、良寛の共通点は、人生の折り返し点を過ぎ、歌や句に益々傾倒していったこと。旅に出て「うた」をつくった。孤独を愉しみ、自由の世界にあそんだ。 山折哲雄「身軽の哲学」、2019.5発行。よく生きたのだから、そろそろ鎧を脱いでみないか。著者は86歳のとき、軽い脳梗塞になり、全身麻酔の数時間の手術(カテーテルを5本太腿のつけ根から血管にさしこみ、心臓に近づけ患部を焼く)をされたそうです。今年91歳、お元気です。
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情緒的で詩的な表現が多くロマンチストな著者なんだなぁという感想。 ミニマリズム、禅、といった興味から、一切を棄てて身軽になるということをもう少し深く知りたいと思って読んだが、物理的な身軽さではなく、歳を重ねて凝り固まってきた思想からの解放を求める内容で、私が求めているものよりも一...
情緒的で詩的な表現が多くロマンチストな著者なんだなぁという感想。 ミニマリズム、禅、といった興味から、一切を棄てて身軽になるということをもう少し深く知りたいと思って読んだが、物理的な身軽さではなく、歳を重ねて凝り固まってきた思想からの解放を求める内容で、私が求めているものよりも一段先をいっている。それゆえ、膝を打つようなしっくり感は得られなかった。 しかし、本書で挙げられた4人の人物の晩年の生き方に俄然興味がわいたので、これを糸口にし探求を続けたい。
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