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生物学探偵セオ・クレイ 森の捕食者 ハヤカワ・ミステリ文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2019/04/18 |
JAN | 9784151837517 |
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生物学探偵セオ・クレイ 森の捕食者
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商品レビュー
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23件のお客様レビュー
大学で生物工学を教えているセス・クレイ教授。彼がモンタナ州の人里離れた町に滞在中、近くの森で昔の教え子の死体が見つかりました。彼は教え子の死に衝撃をうけ、さらに自分が容疑者になったことから元来の偏屈気質に火がつきました。そして熊に殺されたとされるかつての教え子の死に疑問を抱き、独...
大学で生物工学を教えているセス・クレイ教授。彼がモンタナ州の人里離れた町に滞在中、近くの森で昔の教え子の死体が見つかりました。彼は教え子の死に衝撃をうけ、さらに自分が容疑者になったことから元来の偏屈気質に火がつきました。そして熊に殺されたとされるかつての教え子の死に疑問を抱き、独自に調査を始めるところからこの物語は始まります。事故当時、現場でフィールドワークをしていたセオが容疑者として疑われるのですが、ほどなくしてかつての教え子の殺害は熊の仕業とわかり釈放されることになりました。しかし、彼はこの事件は熊による食害ではなく殺人だと直感します。そしてモンタナの田舎の無能?警察を敵に回しつつ、思いもよらないトラブルに巻き込まれて行くという展開に・・・。 主人公は陰キャラでコミ障かつ体力にも自信がないというキャラクター。しかしその実、真実を手にするためなら法を度外視してでも単身危険に身を曝すことのできる立ち回りを見せ、決断優先の気質を持っていて、警察や殺人鬼に向かっていく気骨も非常に旺盛なところに私は興味を惹かれました。分かりやすく言うと、ダイハード的なハチャメチャなキャラクターということです。この辺は読む人によって感想も面白さも様々かもしれません。 中盤から後半にかけて、私は大いに楽しめました。特に終盤はアベンジャーズを思わせる、いやがおうにも盛り上がる展開でした。反面、行き当たりばったりとか、あるいはストーリーが粗い・ご都合主義などの意見も多いようで、その辺はうなずけるような。いずれにしても、ヒグマの襲撃というきっかけで始まる本書は、熊の出没が話題になっている昨今の日本でも話題になりそうな内容と言えるかもしれません。
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これは面白い。過去の連続殺人を、生物学の新しい視点から掘り起こしていく、全く新しいタイプの小説です。多少眉唾な部分も無きにしもあらず、ですが、久しぶりにむさぼるように読んだ本となりました。
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モンタナの山中で調査中の生物工学者クレイは宿のモーテルで地元警察に拘束された。若い女性が近くで殺され、それがクレイのかつての教え子だったことからという理由。すぐに犯人は「熊」とされ釈放されるが、クレイは人間のしわざでは?と思い、生物情報工学の知識を駆使して、独自に調査を始める。 ...
モンタナの山中で調査中の生物工学者クレイは宿のモーテルで地元警察に拘束された。若い女性が近くで殺され、それがクレイのかつての教え子だったことからという理由。すぐに犯人は「熊」とされ釈放されるが、クレイは人間のしわざでは?と思い、生物情報工学の知識を駆使して、独自に調査を始める。 最初は「熊」と、100%信用はされなかったクレイの頭脳戦、という感じで一体どうなるのかと読む手もはやるのだが、後半、クレイの生物学的見地から死体発見が相次ぎ、といったところでなにかトーンダウンしてしまった。クレイを際立たせるためなのだろうが、警察も無能っぽい。 ただモンタナの大きな森、を勝手に想像して読めたのはいいかな。西部の寂れた街、というのも描いている。 2019発表 2019.4.25発行 図書館
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