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密告はうたう 警視庁監察ファイル 実業之日本社文庫

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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 実業之日本社 |
発売年月日 | 2019/04/05 |
JAN | 9784408554709 |


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密告はうたう
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商品レビュー
4
15件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「市民にとって警察は最後の砦だ。その警官を取り締まる監察は、砦の最後尾を守っている。後ろに誰もいない私たちに失敗は許されない。」 警察内部の不正を暴く「警察の中の警察」と称される警視庁警務部人事一課監察係を舞台とした警察小説。横山秀夫の『影の季節』シリーズを思い出す。全く筋が読めない緻密なストーリー展開の中に、魅力的な登場人物、複雑な人間模様、警察内部の駆け引き・軋轢が盛り込まれ、終始前のめり状態。伊兼源太郎、すごい!出会えて嬉しい! 監察に公安出身者が多いと知り驚いたが、行確の過酷さと緊迫感、求められる高度な判断力に、なるほど、となる。特に、胸に秘めた熱いものをおくびにも出さず、”プロの行確”を見せつけ、徹頭徹尾冷徹さを貫ぬく須賀にはしびれまくった。
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警視庁職員の不正を取り締まる部署、人事一課監察係。警察の警察と呼ばれ、任務を果たせば裏切り者と忌み嫌われる役職。捜査一課からある事件がきっかけで監察係に配属となった主人公・佐良(さら)と彼を取り巻く一癖も二癖もある面々。 佐良に与えられたシビアなミッション。与えられた任務を悟ら...
警視庁職員の不正を取り締まる部署、人事一課監察係。警察の警察と呼ばれ、任務を果たせば裏切り者と忌み嫌われる役職。捜査一課からある事件がきっかけで監察係に配属となった主人公・佐良(さら)と彼を取り巻く一癖も二癖もある面々。 佐良に与えられたシビアなミッション。与えられた任務を悟られることも許されない中で行われる行動確認。まさに胃がキリキリとするような展開の中、密告案件と過去に起きた2つの事件が絡み合いなかなか複雑な展開を見せる。 全体を覆う雰囲気は重くて暗い。そう、この感じ、公安もの通じるところがあるなと思っていたら途中からきな臭さが増してきて。。。。 あまりに利己的な動機、あまりに理不尽な死、そしてまだ尾を引く過去の事件。全て解明された後は虚しさに襲われたものの、シリーズ第2作への期待は膨らむ。 あと2作ももちろん読みます!
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Amazonオーディブルで「密告はうたう 警視庁監察ファイル」を聴いた。 ギスギスした警察小説が好きで、本作も途中までギスギス、ギスギスしてて心躍った。 「警察の警察」である監察係の主人公は警察内部で忌み嫌われ(みんな大人げない)、かつて同僚が殺された件で本人も傷つき、その点に...
Amazonオーディブルで「密告はうたう 警視庁監察ファイル」を聴いた。 ギスギスした警察小説が好きで、本作も途中までギスギス、ギスギスしてて心躍った。 「警察の警察」である監察係の主人公は警察内部で忌み嫌われ(みんな大人げない)、かつて同僚が殺された件で本人も傷つき、その点についても警察内で責められ、ギスギス、ギスギス。 須賀さん、特殊能力者!? コンビニのビニール袋持ってても音がしないってどういう技!?(笑) 後半はギスギス感が薄れて、少しベタベタしたのが残念だった。 話の流れはちょっともったりしてて、スピード感はあまりなかった。 でも面白かったので、三部作をオーディブルで聴くつもり。
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