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豆大福と珈琲 朝日文庫
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豆大福と珈琲 朝日文庫

片岡義男(著者)

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豆大福と珈琲 朝日文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞出版
発売年月日 2019/04/05
JAN 9784022649218

豆大福と珈琲

¥715

商品レビュー

3.3

7件のお客様レビュー

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2023/05/25

片岡義男は健在。『彼のオートバイ、彼女の島』と、時代も場所もなにもかも違うけれど、根底に流れる自由な時間の流れはまったく同じものだった。私もこうやって生きていける、と思わせてくれるような余裕が満ち満ちているところが、片岡作品の大好きなところ。 珈琲にまつわる5つの物語が収録されて...

片岡義男は健在。『彼のオートバイ、彼女の島』と、時代も場所もなにもかも違うけれど、根底に流れる自由な時間の流れはまったく同じものだった。私もこうやって生きていける、と思わせてくれるような余裕が満ち満ちているところが、片岡作品の大好きなところ。 珈琲にまつわる5つの物語が収録されているが、「この珈琲は小説になるか」が一番好きだった。作家と編集者の物語。現代という設定の中に、アナログな人間同士の関係性を持ち込むのが本当にうまいな。

Posted by ブクログ

2021/03/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

珈琲にまつわる5つの短編。 豆大福を食べたことで離婚して子連れで戻ってきた高校の同級生と同居することを思いついたこと。 喫茶店とコーヒー豆のお店を開いた友人の女性の家が かつて火事になった夜のこと。 父の喫茶店を手伝い独立させた女性と、それを引き継いだ女性のお店に行き、 さらにたい焼き屋さんを開いた女性のお店を行ったり来たりと出前もしたりの日々。 新人作家としてのデビュー作を2つの喫茶店で書き上げた20年前の記憶をキュウリのサンドイッチを食べながら思い出す人の縁。 喫茶店で同じ空間に居合わせる4つの話に出てきた登場人物たちと、新たな登場人物たちの物語の始まり。 作者はキレイな女性が好きナノネ。 世の中はそんなにスマートにできてるとは思えないけれど それもいいのかな。

Posted by ブクログ

2020/11/08

昔のように自由な若者がオートバイでアメリカ的な風景を駆け抜けるのではなく、金銭的にそんなに余裕があるわけでもない齢を重ねた労働者が紛れもない日本の住宅地や電車の駅を移動するという作風にシフトしてるけど、根底の片岡義男ぽさは変わらないという感じ。

Posted by ブクログ

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