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Think clearly 最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | サンマーク出版 |
発売年月日 | 2019/04/02 |
JAN | 9784763137241 |
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商品レビュー
3.9
294件のお客様レビュー
2025年2月5日、Yahooフリマで「脳が強くなる食事」のキーワードで新着通知がきて開いたら起業本能だったし、この本も並んでた。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
私はよく頭がこんがらがって病むので、すっきり考えられるようになりたいと思って読んだ。 「そもそも私たちの脳は、「短期間に一気に状況が変わるような展開」を好むようにできている」という部分に共感した。例えば以下のようなこと。 「何もしない」よりも「している」ほう 「思案する」より「せっせと働く」ほう 「ただ待つ」より「積極的に動く」ほう 自分が安心するために、無意識に上記の行動をとってしまうのだけど、それがかえって自分の脳を疲れさせている。なので、何もせずぼーっとする時間、周りを気にせず、静かに考えを巡らせる時間、答えを急がずじっと待つ時間を、意識的に持つことにする。これはあえて予定にして、日常に落とし込んでいこうと思う。 読了から、この感想をまとめる3ヶ月までで意識しているのは、自分の興味のないテーマには意見を述べないこと。わからない、答えられないと言う勇気を持つことで、少し生きやすくなった。 これから必要だなと思うのは、自分を重要視しすぎないこと。自分を重要視し、アピールしたり高めたりすることは、その一方で周囲の反応を一つ残らずキャッチしようとしてしまうから。 自分がもっと生きやすくなるために、たまにこの本を見返して、少しずつできることを増やしていこうと思う。
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自己啓発本という括りで良いのかは不明だが、自己啓発本としても非常に秀逸。思考の切り口をいくつか提案してくれており、本書のタイトルの通り「より良い人生」を送るためのヒントが満載だ。自分に合う提案を思考の癖にできると良さそうだ。特にそうした提案の根拠に学びもあって嬉しい。 ― アメ...
自己啓発本という括りで良いのかは不明だが、自己啓発本としても非常に秀逸。思考の切り口をいくつか提案してくれており、本書のタイトルの通り「より良い人生」を送るためのヒントが満載だ。自分に合う提案を思考の癖にできると良さそうだ。特にそうした提案の根拠に学びもあって嬉しい。 ― アメリカ人の政治学者ロバート・アクセルロッドは、「囚人のジレンマ競技会」を開催した。さまざまな分野の研究者からゲーム戦略を募って、コンピュータープログラムとして対戦させたのだ。ひとつひとつのプログラムに、それぞれ別の戦略を組み込んで対戦させ、その中で「最終的に最良の選択にいたるのはどれか」を競わせた。相手と協調するもの、相手をあざむくもの、相手のことをまったく気にしないもの、常に相手に譲歩するものなど、いろいろな戦略がプログラムとして組み込まれた。その結果、勝利をおさめたのは、「しっぺ返し」と呼ばれる戦略だった。一手目は相手と協調し、それ以降はしっぺ返しの要領で相手の出した手をそのままコピーして返すという、とても単純な戦略である。たとえば、私が最初の一手で協調したあと、相手が同じように協調で返してきたなら、私は次の手でも協調する。反対に、相手が協調せずに私を裏切ろうとしてきたら、次は私も裏切る。相手がその後また協調したら、私も次の手ではまた協調する、といった具合である。 ― 私が乗っているランドローバーのディスカバリーでは、およそ「時速五〇キロ」という結果が出る。しかし、この計算は正確ではない。正確には、車の購入費を稼ぐための労働時間 (a)とか、車の保険料や維持費とか、ガソリン代とか、交通道反の罰金を支払うために必要な労働時間(b)も考慮に入れ、この両方の労働時間(a+b)と渋滞時間の合計(c)を走行時間に加える必要がある。元カトリック神父の社会評論家、イヴァン・イリイチは、まさにこの方法を使って、アメリカにおけるさまざまな車の「平均速度」を算出した。その結果、あるアメリカ車の平均速度は「たったの六キロ」程度だった。つまり、歩く速度と変わらなかったのだ・・・イリイチはこの現象を「反生産性」と名づけた。 ― ノーベル経済学賞を受賞した心理学者のダニエル・カーネマンは、次のように説明している。フォーカシング・イリュージョンとは「特定のことについて集中して考えているあいだはそれが人生の重要な要素のように思えても、実際にはあなたが思うほど重要なことでもなんでもない」という錯覚を表す言葉だと。つまり、人生における「特定の要素」だけに意識を集中させると、その要素が人生に与える影響を大きく見積もりすぎてしまう。 ― 「体験している私」の幸福度は、「思い出している私」の幸福度よりも低かったのだ。 ― ノーベル賞受賞者のダニエル・カーネマンは、記憶の誤りをいくつか指摘している。そのうちのひとつが「持続の軽視」である。起きた出来事の長さは、記憶に影響しない。つまり、旅行をした期間が三週間だろうと一週間だろうと、あとから振り返れば残っている記憶に差はない。そして旅行全体の印象は、そのピークと終わりの部分だけで決められてしまう 色々あって書ききれないが、私のお気に入りは、上記のフォーカシング・イリュージョンとしっぺ返し戦略である。それ以外にも公正世界の誤謬とか、カーゴカルトについてとか、歴史上の発明は、たとえその人がいなくてもなされていたという話だとか、非常に興味深い内容だった。
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