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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
発売年月日 | 2019/04/10 |
JAN | 9784344428539 |
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蜜蜂と遠雷(下)
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蜜蜂と遠雷(下)
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商品レビュー
4.4
665件のお客様レビュー
2017本屋大賞 どう感想を書けばいいのか分からないが本音 たぶん初めて音楽を体験?したのだと思う クラシックもとより音楽のことを知らなくても読み続けてた、ほんの少しの間のレッスンを毎回涙流しながらやらされ音楽を嫌いにさせられたこんな自分でさえ読み続けてた 恐らく恩田陸氏は偉大な...
2017本屋大賞 どう感想を書けばいいのか分からないが本音 たぶん初めて音楽を体験?したのだと思う クラシックもとより音楽のことを知らなくても読み続けてた、ほんの少しの間のレッスンを毎回涙流しながらやらされ音楽を嫌いにさせられたこんな自分でさえ読み続けてた 恐らく恩田陸氏は偉大な音楽家なのだと思われる(違う) 物語は切れる事ない緊張の糸が常にあり演奏する側聴く側 共に19世紀、外国の景色、宇宙、ロマンス、などを感じる音楽で満たしていた そして現代音楽じゃなく耳を澄ませ自然の生きた音楽を聴いてみろよとメッセージが込められてると感じた 映画は見てないが調べると演奏した曲が小説と違うらしい…通りでコメントが変だと 印象的だったのは第3次予選のマサルの演奏、こんなイメージでピアノを聴いた事がなかったしクラシックとはこんな物語の世界なのかと思わせてくれた 好きなフレーズ引用 明るい野山を群れ飛ぶ無数の蜜蜂は世界を祝福する音符であると。そして、世界とはいつもなんという至上の音楽に満たされていたことだろう まるで雨のしずくがおのれの重みに耐えかねて一粒一粒垂れているような 世界中にたった1人しかいなくなっても野原にピアノが転がっていたら、いつまでも弾き続けていたいくらい好きだなあ 人生の最期にはすっと息を引き取る。最期には吸うのだ 世界は音楽に満ちている
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
上巻を読んで流れでそのまま読み耽った下巻。 上下巻を通じて、クラシック音楽の魅力が伝わるとても良い物語だった。 私はクラシックは正直興味がない、現代音楽ばかり聴いている典型的なミーハーだが、そんな私にもクラシックの魅力が伝わる話だった。 是非一度コンクールや演奏会に顔を出してみたいと思った。このような小説を書くには大変な取材と知識が必要であると思い、感服する。 今回は課題曲「春と修羅」のカデンツァが重要視されており、それぞれの登場人物の個性が出ていて非常に面白かった。言葉の表現がとても巧みで、曲を知らないのに頭の中でその曲が再生されるようだった。 上巻を通じても各人物の特徴はすでに認識しており、その特徴がはっきり出ている場面だったと思う。 この話は誰か1人に焦点を当てるわけではなく、それぞれの人物の良さをしっかり出しているところがとても良かった。 個人的に少し残念だったのは、優勝までの流れである。 瑛伝亜矢か風間塵が優勝すると想像していたが、才能がないと自分で言っていたマサルが優勝するのは意外だった。勿論素晴らしい演奏であることは描写から伝わってきたが。 この優勝した人物にとやかく言うことは無いが、最後の亜矢ちゃんの演奏に関する描写がなかったことが少し残念に感じた。 また、マサルが亜矢ちゃんに恋心を抱いているという描写があったものの、コンクール後のことは描かれていなかった。 その後については読者の想像次第ということもあるだろうが、個人的にはその後の活躍も見てみたかったと思った。
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「蜜蜂と遠雷」 蜜蜂はこの世界に満ち溢れている音、生命の音楽、遠雷はなんだろうか。調べてみると、遠雷は遠くで鳴る雷、夏の季語。作中で「遠雷」っぽい表現は少なかったよね。個人的な解釈だけど、ホフマン先生の空からの天啓というか、このコンクールをきっかけにそれぞれの音楽を見つけるキャラ...
「蜜蜂と遠雷」 蜜蜂はこの世界に満ち溢れている音、生命の音楽、遠雷はなんだろうか。調べてみると、遠雷は遠くで鳴る雷、夏の季語。作中で「遠雷」っぽい表現は少なかったよね。個人的な解釈だけど、ホフマン先生の空からの天啓というか、このコンクールをきっかけにそれぞれの音楽を見つけるキャラクターたちのスタートを表してるのかなって。(ああ自分に表現力がなくて悲しいね、、、笑) ラストは意外にあっさりだったから、何か物足りなくて早く「祝祭と予感」も読みたい!
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