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徳は知なり 幸福に生きるための倫理学
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 春秋社 |
| 発売年月日 | 2019/03/01 |
| JAN | 9784393323724 |

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徳は知なり
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商品レビュー
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3件のお客様レビュー
近年、徳倫理学が注目されつつあり、そもそも倫理学とはどういう学問なのかということに対する関心が高まっているのではないだろうか。アリストテレスの『ニコマコス倫理学』だけでなく、トマス・アクィナスの『神学大全』、それからカントの『人倫の形而上学』の新訳の中心的主題は徳論と法論である...
近年、徳倫理学が注目されつつあり、そもそも倫理学とはどういう学問なのかということに対する関心が高まっているのではないだろうか。アリストテレスの『ニコマコス倫理学』だけでなく、トマス・アクィナスの『神学大全』、それからカントの『人倫の形而上学』の新訳の中心的主題は徳論と法論である。それに『国家』を始めとするプラトンの著作の中にも枢要徳が色濃く背景を成している。ところが徳倫理学で説かれるところの徳とは何であるかと問われれば漠然とした印象を抱く人も多いのではないだろうか。さまざまな文脈に応じた徳倫理学の内実を学問的に確かめさせてくれる本に、ケンブリッジコンパニオンの『徳倫理学』がある。しかしそのさらに手前で徳とは何であるかを確かめさせてくれるのが本書『徳は知なり』である。 本書の原題はIntelligent Virtueすなわち『知性的徳』である。タイトルからも推察されるように、本書はアリストテレスがフロネーシスとして取り上げる実践的知性の内実を現代的文脈において明らかにするものである。私たちが有徳であるということを具体的な諸相において考察し、私たちが何かを選択する際にどのようなことを念頭に置いて一つひとつの行動を選んでいるのかを明らかにするものである。私たちが日ごろ行う行動の一つひとつは果たして正しいのだろうかといった問いかけを含む本書の分析は、倫理的判断が私たちが技術を習得する際や、習慣で以て慣れ親しんでいくこととどのような違いがある、あるいは共通点があるのかを確かめさせてくれるものである。徳は習慣によって形作られるものではあるが、ただ同じことの繰り返しによってではなく、一つひとつの具体的な場面においてある方向性を持って行為を繰り返すことによって形成されるものである。その方向性としてエウダイモニア主義者という考えが本書によって提案される。 エウダイモニア主義者という異質な言葉はエウダイモン(幸福)という言葉による。ただ、単純に幸福とは訳せないことは本書を読めば判明することであろう。本書を読み進める読者は著者が徳倫理学の「理論」を提示しているのではなく「説明」を試みていることに気が付くことと思う。徳倫理学とは、個別具体的な場面を離れて抽象的な考えに安住することを許さない学問ともいえるのである。しかしそれでもなお、一人一人の読者がある一つの道筋を見出しエウダイモニストたることへの著者の呼びかけが本書の大きなメッセージなのである。まさに一人一人が幸せに生きるために本書は書かれている。倫理学に少しでも興味のある人にはぜひ読んでもらいたい一冊である。 原著が刊行された時、すでに著者の大著『幸福の倫理学Morality of Happiness』(『幸福の道徳』では座りが悪いのでこう訳すしかなかろうか…)が手元にあり、本書Intelligent Virtueはフロネーシス論として大学在学中に一度目を通し、卒業してからもう一度読み直して感動して読み進めた。今ではロヒンギャの方々を巡るアウンサン・スー・チーの言動や大統領となってしまったトランプについては、本書が自明としていた価値観とは違うものを抱き始めている読者もいるかもしれない。しかし、彼女が論じようとしていることは明白で論旨に大きな影響を及ぼすことはないと思う。訳語についていくつか指摘したいことがある。まず、reliableという語を「当てにできる」という訳語で統一しているのは翻訳の妙と言えよう。「信頼できる」とか「信用できる」では、論旨がはっきりしないからだ。そしてもう一つ注意を要すると思われたのは「組織立った」という言葉の元がstructuredであることだ。人生においてのある見通しを持たせて、あらかじめオーガナイズorganiseするのではなく、人生全体を見渡してある種の構造を持ったstructuredといったニュアンスが本来読まれるべきだからである。とはいえ、原著も邦訳も省察に富み、現代において幸福がそもそもどのように受け留められるべきかを問いかける必読の書である。 本書を読み進める読者は「なんだ当たり前のことばかりではないか」と思うかもしれない。しかしその当たり前のことを確かめるのが倫理学なのではないだろうか。私たちが一見当たり前に受け止めていることは当たり前ではないのかもしれない。私たちが何を大事にして何に向かって生きていくのか、それを絶えず問いかけ、答えをおぼろげ乍らも掴もうとすること。それが倫理学なのではないだろうか。
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人間ができておらず徳が足りない小物が、幸せに生きたいと手に取りました。 まずは徳って何でしょうって話です。難しい理論は並びますが、技能として考えましょうと展開されます。技能なので習得には理論だけでなく、経験が必要です。また技能なので、運動や演奏などと同様に無意識の発動となります。...
人間ができておらず徳が足りない小物が、幸せに生きたいと手に取りました。 まずは徳って何でしょうって話です。難しい理論は並びますが、技能として考えましょうと展開されます。技能なので習得には理論だけでなく、経験が必要です。また技能なので、運動や演奏などと同様に無意識の発動となります。何も考えていない機械的反応ではなく、知に基づく反応です。 その後、徳と幸福≒エウダイモニアの関係につながります。徳を技能として考える立場から、徳を習得し続ける継続的な過程そのものに、人間としての幸福が生まれることが示されます。 小物の理解は正しいか分かりませんが、前を向こうと思える読書にはなりました。
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徳と倫理、幸福とは何か。確定した"あるもの"ではなく、経験であり、知であり、活動である。より良く生きたいと思いから活動し続けること。改めて考え、府にも落ちるものだ。
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