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おなかがすいたハラペコだ。 集英社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2019/03/20 |
JAN | 9784087458534 |
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おなかがすいたハラペコだ。
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商品レビュー
3.7
8件のお客様レビュー
椎名誠のエッセイ集『おなかがすいたハラペコだ。』を読みました。 椎名誠の作品は8月に読んだ『砲艦銀鼠号』以来ですね。 -----story------------- 世界各地で出合ったオドロキの料理に愛妻海苔弁まで、本気でうまいものに取り組んだシーナの食い道楽エッセイ。 アマゾ...
椎名誠のエッセイ集『おなかがすいたハラペコだ。』を読みました。 椎名誠の作品は8月に読んだ『砲艦銀鼠号』以来ですね。 -----story------------- 世界各地で出合ったオドロキの料理に愛妻海苔弁まで、本気でうまいものに取り組んだシーナの食い道楽エッセイ。 アマゾンの猿ジャガってなんだ!? 子供のころ最高のゴチソーだったコロッケパンの思い出にはじまり、"焚き火命"の仲間たちと考案した豪快キャンプ料理、世界の辺境で出合った〈砂トカゲの蒸し焼き〉〈猿ジャガ〉などのオドロキ料理に、ときに嵐が吹き荒れるシーナ家の食卓事情──など、など、とにかく圧倒的にハラヘッタ状態で、あれやこれやを食べまくる。 雑誌「女性のひろば」連載の全編うまいものだらけの食欲モリモリ増進エッセイ! 解説/吉田伸子 ----------------------- 日本共産党が発行する、おもに女性を対象にした月刊誌『女性のひろば』に連載されたエッセイを収録して、2015年(平成27年)に刊行された作品です。 ■タマネギ・シャンデリア ■オニオン・ス・ライス ■北極のアザラシカレーできてます ■タマネギ丸ごと十個焼き ■野菜カレースープうどんの午後 ■黄金のコロッケパン ■アマゾンのサルジャガ ■ワニが御馳走 ■羊と牛の丸焼き ■おれたちのキャンプ料理 ほか 夫妻の愛情スパイスでひと味違った食べ物エッセイ集! 痛快・驚嘆の辺境怪しい料理や焚き火料理に加えて、愛妻海苔弁に二人でつつく鍋料理など、シーナ夫妻のほんわか食卓話もご開陳……腹を空かせていろんなものをワシワシ食ってきたけれど、一番うまい、とたどりついた人生の結論とは――?! “食”の話は不滅だが、本書のシーナ節はひと味違う……正しき女性たちにお届けしたいエッセイ! 北極のアザラシカレーから羊と牛の丸焼き、猿ジャガ、砂トカゲの蒸し焼き、地ネズミが胃にの詰まった1メートル級のナマズなどの辺境の怪しい料理から、焚き火料理、タマネギやコロッケパンなどの食べ物についての昔の話、愛妻との食卓話、食に関して思い惑う話など、シーナ夫妻の食に関するエピソードが綴られており、愉しく読めました……そんな椎名誠が最後の晩餐として食べたいモノは、 ①炊きたてのあったかいごはん ②パリパリの焼き海苔 ③味噌汁(希望の具=小さき切ったネギとアブラアゲ) とのこと……らしいですねー そんなことも含め、椎名誠らしさ満載のエッセイでいた! 食に関するボヤキ(嘆き?)もシーナワールド全開で面白かったですね、、、 肩の力を抜いてリラックスして読めました……気分転換にもってこいですね。
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解説に書いてあるように、アマゾンで食べた猿ジャガ(細かく切った猿肉とじゃがいもを塩で煮たもの)やワニ肉といった衝撃的な食べものを食べた時にも、自分の尺度でおいしい・マズいといった評価をくだしてしまわないのが良い。郷に入っては郷に従え、という言葉を作中で使うなんて野暮なことはせずに...
解説に書いてあるように、アマゾンで食べた猿ジャガ(細かく切った猿肉とじゃがいもを塩で煮たもの)やワニ肉といった衝撃的な食べものを食べた時にも、自分の尺度でおいしい・マズいといった評価をくだしてしまわないのが良い。郷に入っては郷に従え、という言葉を作中で使うなんて野暮なことはせずに、「もしなにかの事情でどうしてもワニを料理しなくてはならなくなったとしたら、ワニはまず『背開き』ですからね。覚えておいて下さい。」という風にサラッとした空気感で表してしまうところがとっても粋だ。 「おでんは陰気である。」という書き出しから始まるおでんの格差社会について語るところが特に面白かった。ノリが軽くて、ずっと笑いながら読める一冊。
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食にまつわる自らの経験をエッセイのように文章化される.普通の経験なら,それ程読みたいと思わないのだが,そこはシーナさん,世界のマイナな奥地にまで踏み込む旅人であるが故に,文化人類学的側面から料理が料理されている.
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