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おなかがすいたハラペコだ。 の商品レビュー

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7件のお客様レビュー

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2024/09/12

解説に書いてあるように、アマゾンで食べた猿ジャガ(細かく切った猿肉とじゃがいもを塩で煮たもの)やワニ肉といった衝撃的な食べものを食べた時にも、自分の尺度でおいしい・マズいといった評価をくだしてしまわないのが良い。郷に入っては郷に従え、という言葉を作中で使うなんて野暮なことはせずに...

解説に書いてあるように、アマゾンで食べた猿ジャガ(細かく切った猿肉とじゃがいもを塩で煮たもの)やワニ肉といった衝撃的な食べものを食べた時にも、自分の尺度でおいしい・マズいといった評価をくだしてしまわないのが良い。郷に入っては郷に従え、という言葉を作中で使うなんて野暮なことはせずに、「もしなにかの事情でどうしてもワニを料理しなくてはならなくなったとしたら、ワニはまず『背開き』ですからね。覚えておいて下さい。」という風にサラッとした空気感で表してしまうところがとっても粋だ。 「おでんは陰気である。」という書き出しから始まるおでんの格差社会について語るところが特に面白かった。ノリが軽くて、ずっと笑いながら読める一冊。

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2024/07/21

食にまつわる自らの経験をエッセイのように文章化される.普通の経験なら,それ程読みたいと思わないのだが,そこはシーナさん,世界のマイナな奥地にまで踏み込む旅人であるが故に,文化人類学的側面から料理が料理されている.

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2022/11/03

自分が本を読み始めることと椎名誠さんの本に魅了された一冊です。この本には椎名さんが体験された経験や美味しい食べ物が描かれてあり、とても読みやすいものでした。

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2021/12/31

三部作の2巻目。この作家を少し読み始めて、青春、死、家族、食という『生』の根本を、心と密着した言葉で表現する傑物だとわかってきた。この本の楽しさは読まなくてはわからない。30代からのうつ病で自殺する恐れもあったことに驚く★5。

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2021/06/04

「へー、そうなんだー。」と思わず、何度も口にしてしまいました。中でも、アマゾンの猿ジャガの話は、衝撃的でした。 コロッケパンの話は、なんだか、懐かしい気持ちにさせてもらい、ほっこりしました。 なんだか、おいしい料理をしたくなる1冊です。

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2021/05/07

食にまつわる様々な話をまとめた1冊。 大好きな麺料理、キャンプ料理、日本各地、世界各国の料理などなど。普段では目にすることも耳にすることもないような、珍しい食の話もあって、楽しめました。

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2020/11/24

どこかで読んだことあるエピソードも多かったけど、椎名さんのエッセイはまぁ安定して面白い。 ちょいちょい奥さま渡辺一枝さんの話も出てきて、いい距離感で仲良さげな様子が垣間見れるのも微笑ましい。もちろん夫婦の間には、きっと私なんかには分からないイロイロがあるのだろうけど。 最近、TV...

どこかで読んだことあるエピソードも多かったけど、椎名さんのエッセイはまぁ安定して面白い。 ちょいちょい奥さま渡辺一枝さんの話も出てきて、いい距離感で仲良さげな様子が垣間見れるのも微笑ましい。もちろん夫婦の間には、きっと私なんかには分からないイロイロがあるのだろうけど。 最近、TVで見ることもほとんどなく、エッセイを読んでいても、年を取ったんだなぁと寂しく思うけれど、これからも変わらず旅をして面白エッセイを出し続けて欲しい。

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