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戦後最大の偽書事件「東日流外三郡誌」 集英社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2019/03/20 |
JAN | 9784087458527 |
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商品レビュー
3.9
21件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
新章以外は10年前に読んでいたから読みやすい ほゞ再読ではあるが、改めて和田喜八郎の偽書 でメシを食ってきた事が丹念に書かれている 21才の時から仏像など古物を見つけては、関係 する古文書を見せて展示やら埋蔵物を掘る資金 集めやらの詐欺師であり、本書には古文書商法 として自治体を絡めた事件を実例でだしている 椿井文書が巻き起こした歴史の増殖のように、 自治体の村史に残る事で、強烈な事実感が湧く 市浦村史・田沢湖町など税金が和田喜八郎の元 へ流れた事も腹立たしい この詐欺師を応援する歴史ゴロ「古田武彦」が 事態をややこしく大事にした 二人ともバレバレの嘘をもったいぶって長く引 きのばす事で自著の売り上げを伸ばした確信犯
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こんな知的冒険があったのかと興奮する一冊だった。そして、歴史というものに目くらまされる地方自治体の悲しさがなんとも言えない。食い物にされたといえばそこまでだが、本当に悪い人はいるもので、そして全部説明できるということの怪しさを改めて認識しなければならないと思う。複雑系の世界で、な...
こんな知的冒険があったのかと興奮する一冊だった。そして、歴史というものに目くらまされる地方自治体の悲しさがなんとも言えない。食い物にされたといえばそこまでだが、本当に悪い人はいるもので、そして全部説明できるということの怪しさを改めて認識しなければならないと思う。複雑系の世界で、なにか一つで説明できることは何もないということを常に意識しておく必要がある。
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青森県の農家で見つかり、世間でも話題になった古文書「東日流外三郡誌」。この古文書には、現代人が作成した偽書ではないかと疑惑が掛けられていた。新聞記者である筆者がその疑惑を追った経緯をまとめたノンフィクション本。かなり面白かった。 古文書は本物だと公言する擁護派に対して、否定する...
青森県の農家で見つかり、世間でも話題になった古文書「東日流外三郡誌」。この古文書には、現代人が作成した偽書ではないかと疑惑が掛けられていた。新聞記者である筆者がその疑惑を追った経緯をまとめたノンフィクション本。かなり面白かった。 古文書は本物だと公言する擁護派に対して、否定する証拠を次々と明らかにする展開が痛快。また、専門家がまともに検証する必要もないくらい杜撰な偽書であったにも関わらず、世間に広まってしまった原因を推察する部分は、時代は違えど現代の問題と通じる部分がかなりあって、とても興味深く読めた。 わずかだけど、安倍晋太郎と安倍晋三親子も登場する。この親子は、擁護派の広告塔として利用されていたり、偽書の疑惑がある古文書を演説で引用したりしていたとのこと。安倍晋三の生前の言動や、死亡後の統一教会に関する論争なども含めて、なんというかまさに”らしい”エピソードだなという感じ。 原因考察部分では、その面白さから日本でもベストセラーになった『銃・病原菌・鉄』が専門家からは内容が批判されている件や、真偽を問わず、日本持ち上げ・海外下げ記事によって気持ち良くなっている現代の"愛国者"たちの姿を思い出した。それにデマを否定する難しさはフェイクニュース問題にも近いなあと。
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