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戦後最大の偽書事件「東日流外三郡誌」 集英社文庫
990円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2019/03/20 |
JAN | 9784087458527 |
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戦後最大の偽書事件「東日流外三郡誌」
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戦後最大の偽書事件「東日流外三郡誌」
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商品レビュー
3.9
22件のお客様レビュー
明らかに偽書、相手にするに値しない。 そんな学会の態度が、素人やちょっとしたインテリの暴走を助長してしまい、結局、新聞記者が最終的な蓋をする、という流れ。 情報は本当に正しいのか、その裏にある意図とは?など、いまの情報化社会でも考えさせられる作品。人間の希望、プライド、意地、夢、...
明らかに偽書、相手にするに値しない。 そんな学会の態度が、素人やちょっとしたインテリの暴走を助長してしまい、結局、新聞記者が最終的な蓋をする、という流れ。 情報は本当に正しいのか、その裏にある意図とは?など、いまの情報化社会でも考えさせられる作品。人間の希望、プライド、意地、夢、そんなことも稽えさせられる。 やはり、きちんと自分で情報を検証しないといけないし、いろんな有識者の意見を聞くのも大事と感じた。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
新章以外は10年前に読んでいたから読みやすい ほゞ再読ではあるが、改めて和田喜八郎の偽書 でメシを食ってきた事が丹念に書かれている 21才の時から仏像など古物を見つけては、関係 する古文書を見せて展示やら埋蔵物を掘る資金 集めやらの詐欺師であり、本書には古文書商法 として自治体を絡めた事件を実例でだしている 椿井文書が巻き起こした歴史の増殖のように、 自治体の村史に残る事で、強烈な事実感が湧く 市浦村史・田沢湖町など税金が和田喜八郎の元 へ流れた事も腹立たしい この詐欺師を応援する歴史ゴロ「古田武彦」が 事態をややこしく大事にした 二人ともバレバレの嘘をもったいぶって長く引 きのばす事で自著の売り上げを伸ばした確信犯
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こんな知的冒険があったのかと興奮する一冊だった。そして、歴史というものに目くらまされる地方自治体の悲しさがなんとも言えない。食い物にされたといえばそこまでだが、本当に悪い人はいるもので、そして全部説明できるということの怪しさを改めて認識しなければならないと思う。複雑系の世界で、な...
こんな知的冒険があったのかと興奮する一冊だった。そして、歴史というものに目くらまされる地方自治体の悲しさがなんとも言えない。食い物にされたといえばそこまでだが、本当に悪い人はいるもので、そして全部説明できるということの怪しさを改めて認識しなければならないと思う。複雑系の世界で、なにか一つで説明できることは何もないということを常に意識しておく必要がある。
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