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赤い館の秘密 創元推理文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
| 発売年月日 | 2019/03/20 |
| JAN | 9784488116026 |
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赤い館の秘密
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商品レビュー
3.8
21件のお客様レビュー
『赤い館の秘密』は、アガサ・クリスティやドロシー・L・セイヤーズのような作家に比べると知名度はやや劣るかもしれませんが、クラシックミステリーの入門としても非常におすすめの一冊です。何より、「くまのプーさん」の作者が、これほどまでにしっかりとした推理小説を描いていたことに驚かされま...
『赤い館の秘密』は、アガサ・クリスティやドロシー・L・セイヤーズのような作家に比べると知名度はやや劣るかもしれませんが、クラシックミステリーの入門としても非常におすすめの一冊です。何より、「くまのプーさん」の作者が、これほどまでにしっかりとした推理小説を描いていたことに驚かされます。
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A.A.ミルンのもうひとつのマスターピース。 赤い館で銃声が響き、男の死体が発見される。それはオーストラリアから帰ってきたロバート、この赤い館の主マークの兄だという。しかし肝心のマークも行方不明になっている。マークの従兄弟で遺体を発見したケイリーが何かしたのか? たまたま赤い館を訪れて事件に遭遇したギリンガムは、年下の友人ベヴァリーをワトソン役に私立探偵をやってみようとするのだった。 推理自体はそんなに難しくなくてミステリをよく読む人なら遺体のすり替えだと早いうちに気付いてしまうかもしれない。しかしそんなことが気にならないほど、このミステリは読んで楽しい。まず素人探偵のギリンガムは優れた記憶力を持ちながらも探偵は初めてで雷光が走るように事件を解決するわけではない。思考を整理するために友人にワトソン役を頼み、ディスカッションをしながら徐々にありえない可能性を潰し、確たる証拠を得る方法を考えていくのだ。年下の友人ベヴァリーを可愛がる様子も好ましいし、犯人だったケイリーへの配慮もよい。ワトソン役を務めるベヴァリーもよい。前向きな性格で雰囲気を明るくするし、ギリンガムに友情と敬意を持っているのが伝わるし、探偵の頭脳を引き立たせるための馬鹿でないところがとてもいい。ときにギリンガムが熟考に沈んで置いてきぼりにされるが、それに対する不満もさらりと伝えるにとどめ、ギリンガムの思考を尊重しているのがいい。こんな名コンビを今まで知らなかったことが悔しいし、出会えて嬉しい。 ミルンの「『赤い館の秘密』に寄せて」も収録されている。ミルンの理想とする探偵小説の条件はどれも頷くことばかりで、理想を体現したことに驚く。そしてそんなこの作品が探偵小説を愛した父に捧げるものであることがさらりと書かれている。ここを読んでミルンの大きな愛情を感じた。とても素敵な名作だ。 訳者が自分の生涯の愛読書であるアーモンド『肩胛骨は翼のなごり』の訳者でもある山田順子氏である。それでさらに好きだと感じたのかもしれない。
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くまのプーさんの作者の唯一の推理小説だそう。何でもお父上がミステリ小説が少ないと嘆いていたので書いたそう。もうこの時点で作者の優しさが溢れてる。探偵役が登場するまでやや退屈だけど、殺人が始まってからはぐいぐい読める。本編もそこまで大きないざこざは起こらないものの、ちょっとした誤解から謎が増していき、そして綺麗にラストまで繋がっていく。良くあるおかしな言い争いもなく、探偵役と友人の二人が終始和やかな雰囲気でほっこりする。かなり昔に書かれた作品らしいけれど、それを感じないくらい面白かった。
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