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技術とは何だろうか 三つの講演 講談社学術文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2019/03/13 |
| JAN | 9784065150108 |

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商品レビュー
4
5件のお客様レビュー
「建てること、住むこと、考えること」の章があって、集合住宅設計に活かせるかなと思ったけど哲学すぎて何も活かせなかった悔しい…
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哲学の門外漢ですが、ハイデガーの技術論を勉強したいと思い本書を手に取りました。薄い本ですが読み進めるのにだいぶ時間がかかります。しかも1回読んだくらいでは、彼の主張が半分くらいしか理解できていない気もしました。本書では「物」「建てること、住むこと、考えること」「技術とは何だろうか...
哲学の門外漢ですが、ハイデガーの技術論を勉強したいと思い本書を手に取りました。薄い本ですが読み進めるのにだいぶ時間がかかります。しかも1回読んだくらいでは、彼の主張が半分くらいしか理解できていない気もしました。本書では「物」「建てること、住むこと、考えること」「技術とは何だろうか」の3篇が収録されています。(間違っているかもしれませんが)ハイデガーがいわんとしているのは、技術とは(ものであれ人であれ)その本質を現前させることである、ということでしょうか。これを読んで、禅で有名な鈴木大拙がどこかの本で述べていた「自然(じねん)」という概念をふと思い出しました。つまり鈴木大拙風に言えば、存在を自然(じねん)たらしめる行為こそが技術なのでしょうか。 さらに技術には、本書でも指摘されているように創造性も関係します。クリエイティビティの研究者であるチクセントミハイは、自分が好きなことをしているときは、時間に束縛されず、いわゆる「フロー状態」になると指摘しています。もくもくと仏像を彫る彫師、一心不乱に何かを書く小説家などは、ある意味クリエイティブな「物」を作っていますが、まさにその彫る所業や書く所業そのものが、自身のありのままの姿を現前させるという意味で、ハイデガーのいう「技術」なのではないでしょうか。 他方ハイデガーは、近代資本主義によって、これまで論じてきた「技術」とは異なる、単なる道具的な意味の「技術」が一般的になってしまったと論じます。彼は近代資本主義を「総駆り立て体制」(これは名訳だと思います)と呼び、もはや人間が自分の本質に出会う場所などない、と断言します。つまり自分の本質を顕現させるような行為とは全く関係のない労働を多くの人が強いられているということです。その意味では、技術の本来的な意味を取り戻すべき時が来ている、すなわち人々の「ウェルビーイング」あるいはeudaimoniaを実現するものこそが「技術」ということではないでしょうか。
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ハイデガーの『講演と論文』から、三つの講演録が収められている。 物 建てること、住むこと、考えること 技術とは何だろうか
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