- 中古
- 書籍
- 書籍
日本の部活 文化と心理・行動を読み解く
定価 ¥1,870
1,100円 定価より770円(41%)おトク
獲得ポイント10P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | ちとせプレス/トランスビュー |
発売年月日 | 2019/02/01 |
JAN | 9784908736117 |
- 書籍
- 書籍
日本の部活
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
日本の部活
¥1,100
在庫なし
商品レビュー
4
1件のお客様レビュー
尾見先生とは何回かお話させていただいたこともありますが,研究の話をまともにしたことはなかった記憶があるので,ぜひとも読みたいと思っていた本でした。折しも,私自身がオートエスノグラフィーを学びたいと思っていた矢先に,本書がオートエスノグラフィーを用いて執筆されていることを知り,出...
尾見先生とは何回かお話させていただいたこともありますが,研究の話をまともにしたことはなかった記憶があるので,ぜひとも読みたいと思っていた本でした。折しも,私自身がオートエスノグラフィーを学びたいと思っていた矢先に,本書がオートエスノグラフィーを用いて執筆されていることを知り,出張の移動中に読んでみました。 なお,オートエスノグラフィーとは質的研究の一つで,個人的経験(自分自身の語り)をデータとして研究対象について探求することです。 自身の経験を基に分析したときによくある批判は「主観的」「根拠がない」だと思うのですが,本書はそのような批判を受け付けません。自身の経験を基にしながらも,それが独りよがりにならないようにきわめて冷静に,あるいは多角的に現象を見つめています。 本書の個人的な面白さは,部活論を日本文化論へと接合した箇所と,本書を通して導き出された部活(BUKATSU)への提言です。部活から日本文化を語るのはまさに文化心理学だなと感じましたし,具体的な提言があるのも心理学者の書物としては珍しいなと思いました。 私が拝読する限り,日本文化論も提言も尾見先生的には満足のいくものではなく,現段階での暫定的な結論だと感じましたので,今後のブラッシュアップが楽しみです。 ちなみに,以前から思っていましたが,尾見先生は口頭でのお話と,文章とのイメージが全然違うなあと改めて思いました。
Posted by